ディップ史上最多!612名の夢が溢れる23新卒入社式レポート

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小林 宥太
商品開発本部 dip.S.W.A.T S.W.A.T課 採用担当 ▼詳細

2023年4月3日に過去最多となる612名の新卒がディップに入社しました。ディップでは毎年、入社初日に歓迎セレモニーを実施し、そこから1週間の導入研修を終えてから入社式を行なっています。今年も例年通りの流れで4月10日に都内のホテルにて入社式が執り行われました。以下に当日の様子を一部レポートします!

冨田社長祝辞

こんにちは。改めまして皆様、ディップ株式会社へご入社おめでとうございます。そして、ディップを選んでいただき、本当にありがとうございます。数多くの企業の中からディップの事業、フィロソフィーに共感していただいて、仲間に加わっていただいた612名の方に心より感謝し、さらに皆さんの選択は間違っていなかった、ディップを選んでよかったと思ってもらえるように、役員・社員一同、全員で、全力で皆様をバックアップします。

よく、なぜ入社式を研修後にやるんですかとご質問をいただきます。一般的には入社初日にやるものですよね。ディップの場合は全員集めて研修1週間やって、以前はその後に、全員で熱海に行って、合宿をしていました。最終日に入社式をやり、元気よく送り出すという形を取っていましたが、残念ながら612名が入れる会場がなかなかなく、熱海合宿は出来なくなってしまいました。でも、このように1週間の研修を経て、入社式を迎えることが出来て嬉しく思います。

この1週間、いかがでしたか?同期で仲良くなれた子がいるという方、挙手をお願いします。よかった。やはり一番大切なのは人間関係だと思っています。その中で同期の絆というのは非常に大切です。特に辛いとき、支えてくれるのは同期であったりします。辛いことが待っているぞと言っているわけではなく、ただ、そういった時もありますよね。その時にぜひ、仲間として前向きに寄り添って支え合っていただければなと思います。

さて、皆さんの社会人生活がスタートしました。社会人になると「どこの大学を出たか」よりも、「いつの時期に就職したか」の方が影響があると言われています。私はバブル世代なんですが、バブルの時代に入社した方、その後の就職氷河期に入社された方では全く違います。就職氷河期世代の方はいい大学を出ていても、なかなか正社員として就職できず、未だに苦しい生活を続けてらっしゃる方もいらっしゃいます。そういった方々をサポートする施策を実施したこともあります。そういった中で、皆さん、非常に多くの選択肢がある、いいタイミング、いい時期にご入社されました。

一方で特殊な年に入社された社会人であるとも思います。それはなぜか?まさにAI新時代の幕開けである年の入社ということです。随分前からAIの時代がくるぞ、AIによってなくなる職業も増えるぞと言われてきました。近い将来くるぞと言われても、まだ先の事のような気がして、もしかしたらそんな時代は来ないんじゃないかと遠い未来のことのようで、あまりピンと来なかった方もいるのではないでしょうか。

ただ、ChatGPTの出現により、一気に身近にAIがきて、世の中を大きく変えようとしています。そんな時代に新社会人としてスタートをきることになります。これは、先輩・上司も経験したことのない大きな革命です。皆さん、どうすればいいでしょうか。これからのAI時代、AIによって仕事を奪われるか、AIを武器に更なる活躍が出来るのか、この2択しかありません。
ぜひ皆さんはAIと慣れ親しみ、AIを武器として世の中で戦っていただきたいと思います。

このAI時代、AIを武器にする上で、さらに自分の武器は何なのか?私が考えた結果、やはり人間の武器として持ち続けていただきたいのは情熱だと思います。自信や情熱は持てと言われて持てるものではありません。大事だよといっても持っている人、持っていない人、身に着けられる人、身に着けられない人、これは努力によってともまた違うと思います。

どうやったら身につくか?僕はそこに社名があると思います。やはり実現したい夢があって、確信を持つアイデアがあって、そうすると自然と情熱は生まれるんじゃないかと思います。情熱にはいろいろなエネルギーがあります。例えばAIで失敗の確率を下げることが出来ても、失敗して立ち直る力、何度でも挑戦し続ける、成功するまで諦めない心、これが情熱です。AIは持っていません。人生の喜びもそうだと思います。情熱のある人生を歩んできた人、そうでない人、振り返った時の満足度、充実感、明らかに違うと思います。

先程もお話ししたように、情熱を私も先輩も与えることは出来ない。自分達で頑張って努力して、挑み続けて失敗して、失敗を糧にして成功を勝ち取って、そういった経験を自分で育んでいくものだと思います。ぜひ社名である、夢とアイデアと情熱、これを大切にもって、AIと、そして何よりも大切なフィロソフィーを武器にこれからの厳しい社会を一緒に戦っていきましょう。

皆さまのご入社を心より歓迎します。皆さん1人1人が私たちの大切な仲間です。誰一人見捨てることなく全力サポートしていきますので、一緒に頑張りましょう。

23卒代表決意表明

酒井さん(採用コンサルタント職)

私の掲げた決意は「一人ひとりの個性が溢れる社会を創る」です。
私は高校のとき、野球部でキャプテンを務めていました。上下関係が厳しく、監督の命令に100%従うことが求められ、監督に意見をすることは許されませんでした。

当時の私も監督の命令をそのまま部員たちに伝えており、部員から「そんなんだったらキャプテン辞めろ」と言われたこともありました。うまくチームを率いることができなかったという後悔だけが私の中に残りました。
時が経ち、就職活動をする中で、多くの人が転職理由に「人間関係」を挙げることを知りました。自分で選択した会社であるはずなのに、なぜ辞めてしまうのかと考えた際に、私の後悔がよぎりました。自分らしさや個性が尊重され、認め合える職場であれば、人間関係で悩む人を減らせるのではないか。採用コンサルタントなら「一人ひとりの個性が溢れる社会」を実現できると感じ、入社いたしました。目の前の顧客はもちろん、その先にいるユーザーの存在を忘れずに、日々精進してまいります。

山口さん(キャリアアドバイザー職)

「医療機関と看護師、その先にいる患者やご家族に光を与える存在になる」これが私の決意です。
高校生の頃、母が心臓の手術をすることになりました。母はもちろん、私も不安な毎日を過ごしておりましたが、お見舞いに行くたびに看護師さんから温かい言葉をかけていただき、私も母もその言葉に支えられました。「私も誰かの支えになれる存在になりたい」、そんな気持ちが強くなった瞬間でした。
就職活動を通して「今度は私が医療機関や看護師さんを支えたい」と考えるようになり、ディップに出会いました。ディップで行われるどの面接・面談も壁や上下関係を感じさせず、この姿勢はきっと顧客に対しても同じだと感じました。まさに「One to One Satisfaction」が根付き、体現されている会社であることを確信したため、入社を決意いたしました。
医療機関や看護師さんの存在で救われる方を一人でも多く増やせるように、「One to One Satisfaction」を胸に刻み、励んでまいります。

大河原さん(DXコンサルタント職)

私の決意は「テクノロジーに仕事を任せることが当たり前の世の中を創る」です。
私は障害者施設でアルバイトをしていました。利用者と家族のような深い仲になることができ、この仕事に就いて本当に良かったと心から思っています。
働く中で、この業界は働いている方の年齢層が高く、テクノロジーを活用するという発想自体が少ないと感じていました。スタッフの主な年齢層は60代で、利用者の行動メモや他のスタッフとのやり取りは手書きのノート。記入だけでも1時間ほど要する作業でした。しかし、この施設の本来の目的は「利用者の自立を促すこと」です。作業を減らし、その分コミュニケーションを増やすことで、本来の目的達成に近づける。これを実現すべく、ディップのDXコンサルタントを志望しました。
テクノロジーは仕事を奪うものではなく、協同するものであること、そしてその先に新たな未来が広がることを、私自身の経験を持って伝えられるDXコンサルタントになります。

片田さん(メディアプロデュース職)

私が掲げた決意は、「雇用の可能性を無限大に」です。
私は、観光事業者様への集客コンサルとしてインターンをしていました。その中で多くの事業者様が口にしていた課題は人手不足でした。改善するべき点が分かっていても手が回らない、サービスを広めたくても知識と手段を持つ人がいない。当時の私には解決できる術がなく、歯がゆい思いをしていました。
一方で、自分にあった仕事が見つからず、苦しんでいる人はたくさんいます。私の身の回りでも、セクシャリティを理由に就きたい仕事に就けなかった友人、年齢を理由に転職ができなかった母、不安を抱え仕事探しをしている人たちの声を近くで聞いてきました。私は、誰もがワクワクしながら仕事選びをしてほしいのです。必ず必要とされる場所があることを私は知っているからです。先日の社員総会を受けて、ディップの目指す方向性と私の夢はまさに一緒だと確信しました。必ず実現できると信じ、明るい未来を切り拓いてまいります。

先輩社員代表挨拶(メディア事業本部/HR事業部 島さん)

23新卒のみなさん、改めてご入社、おめでとうございます!これから、いよいよ社会人として、新たな旅路に出るみなさんへ、私からエールをお贈りしたいと思います。それは、「優れるな、異なれ」です。

水泳で世界一位の人で、陸上も世界一位の人は、僕の知る限り、いません。人は、得意なこともあれば、不得手なこともあるからです。でも、彼らはどちらも、人々に大きな勇気を与え、賞賛されています。

それと同じで、自分にとっての一位、自分にしかできないことを見つけ、極めていってください。そのためには、できないことばかりに目を向けるのではなく、「自分が今、出来ることは何だろう?」「役に立つため、価値を発揮するために、何ができるだろう?」と考え、臆せず、とにかくやってみてください。経験をしていく中で見えてくる、自分ならではの強みが、きっとあるはずです。

どんな些細なことでもかまいません。他の人とは違う、自分ならではの何かを見つけようと、早くから工夫し、行動してみることが大切です。

そして、絶対に忘れてはいけないのは、私たちがなぜこの会社に入ったのか?、です。業績1位になるためでしょうか?もちろんそのモチベーションは素晴らしいです。ただ私は、1位を目指したから賞を獲れるのではなく、誰よりもお客様を愛し、大切にした者が、結果1位という賞を獲るのだと思っています。

これから、色んなお客さんと接していくと、時には辛い場面もあると思います。ただ、常に愛を持って接することを忘れてはいけません。

冨田社長からも研修で「自責性が大事だ」というお話があったと思います。成長し、周囲に必要とされる人になるにはまず、自分から動く。
みずから相手を好きになり、相手をよく知り、相手のために出来ることを考える。皆さんの愛が伝われば、きっと相手も振り向いてくれるはずです。

私は後輩のみんなから、どうしたら、たくさん売れますか?どうしたら、そんなに契約が取れますか?とたくさん質問をいただきます。
私が共通して伝えたことは、1つ。何事も、相手を軸にして考えることです。

相手を想って行動し、相手を幸せにすることが自分の幸せになり、生きがいになります。社会人としての知識や振る舞いは全員ゼロからのスタートで、これから私たち先輩が沢山伝授をしていくので安心してください。困ったことがあれば、上司や先輩に遠慮なく頼ってください。愛を持って、全力でサポートします。ただ、「相手への愛を持つこと」は、今から心にとめていただき、ご自身で、忘れずに持ってきてください。

これから一緒に、愛を持って仕事をし、幸せで溢れる人を日本中に増やしていきましょう!そして共にディップを盛り上げ、新時代を創り上げていきましょう!!ありがとうございました!

新入社員退場

退場は、612名と人数が増えても「One to One」で。社長・取締役とは一人ひとり力強い握手で、列席社員の皆さんとはハイタッチでお見送りいただきました。

参加した新卒の声

大川さん(写真左)

ディップは、新入社員1人1人を大切にする会社であることを、研修に参加して改めて感じることができました。612人の研修となると、十分な教育を受けられるか不安な気持ちも正直ありましたが、実際に参加してみると、冨田社長をはじめとする執行役員のお話からビジネスパーソンとしての心構えを学ぶことができました。また、新入社員受け入れVTRや人事から担当学生1人1人へのメッセージなど、新入社員の研修にここまで力を注いでいることに驚かされました。研修以外にも、スペシャルゲストの方が来てくれたりと、楽しいコンテンツもありました。この素晴らしい研修を通じて、ディップへの入社を決めた理由を再確認し、自分たちがどのような存在になりたいかを決意することができました。

田阪さん(写真右)

ディップの入社式は、ただ偉い人の講話を聴くだけの時間ではなく、「新卒による、新卒が主役の式典」だと改めて感じました。みんなで作成した決意旗を見て、社長に表明した決意とその裏付けとなる自身のフィロソフィーを忘れずに仕事をしよう、と改めて決心できました。


入社式についてのレポートは以上となります!

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小林 宥太

商品開発本部 dip.S.W.A.T S.W.A.T課 採用担当 新規事業企画を担当するS.W.A.T課の採用担当。最近のマイブームはサウナ。