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「第4回 [関西] 総務・人事・経理WEEK」に総務統括部ファシリティマネジメント室室長の藤川が登壇!

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藤川 淳
経営管理本部 総務統括部 ファシリティマネジメント室 室長 ▼詳細

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dip people編集部
商品開発本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 ▼詳細

東島 梨衣
商品開発本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 首都圏制作1課 ▼詳細

「ディップ流、『コミュニケーションがとりやすいオフィス』の働き方改革を紹介します!」~必要最低限でコスト意識をもった働き方改革に取り組むオフィス~

当社は従来の働き方を変えようと、オフィス環境整備に取り組んでおり、現在では35拠点中25拠点が、やっとフリーアドレス運用へと整備され、固定席にはない自由な発想を生む執務環境へと変革しています。それらの取組を皆様へご紹介したいと思います。

ディップの従業員数は1,800名を越え、平均年齢は28歳と非常に若く、社員のうち80%は新卒入社の企業です。
また、30代までに管理職になる社員が多く、我々の強みは若さだといえます。
原動力があり行動、実行、順応までがとても早い特徴があります。

働きやすさ向上に取り組む。

さて、オフィスづくりにあたり、2015年から「サーベイ」を行い実態調査に取り組んできました。
会社の現状を知ることとは「どういう取り組みをしてどんな新しいオフィスを作るか」の基軸になるので大事にしていました。

これまで、従業員の総合満足度が平均よりも高いことは感覚的にわかっていたのですが、比較的満足度の低い項目を見ると、「今の仕事に無駄が多い」、「労働時間が長すぎる」、「長く働けると感じていない」などのキーワードが出てきました。
その結果をもとに、働きやすさ向上に取り組むこととしました。

創出価値を最大化させるオフィスへ。

2016年、働き方変革のテコ入れを開始しました。
人事制度の見直しを図ったのも同時期です。
当時はそれほど社会に浸透していなかったフレックスタイム制やテレワークの導入、またスタッフ職にはみなし労働時間を作り、効率化のためのワークショップ等を実施しました。

その結果、サーベイはどう変わったかというと、働きやすさは向上したものの、総合満足度を上げるにはまだテコ入れが必要だということがわかりました。
特に若い人が多い会社ですので、仕事へのやりがい、意義、成長への実感といったところが課題であると感じました。

そこで「働く人がやりがいを持ちながら生産性の高い働き方にする」という創出価値の最大化を実現するためのオフィスづくりが始まったのです。
そして実現を目指すべく、3つのコンセプトを設定しました。

20周年を体現できる大人なオフィスづくり。

1つめのコンセプトは「20周年を体現できる大人なオフィスを作る」です。
2017年は創業から20周年ということで、ハタチの大人になったディップを意匠に表しました。
「求人情報会社らしくないけれど、本社としての門構えをちゃんとして、誇れるようなオフィスに」と意志あるデザインを依頼しました。

エントランスには印象的なものを作ろうとなりました。
そこで、ガラス張りの床下には、これまで使っていたPCやモバイルを“化石化”して置いています。
「さらなる成長を」という意志を込めてデザインしました。

さらに、眺望を最大限に生かしました。
六本木一丁目駅直結にある立地は、他のビルが密集していないメリットがあります。
単独でビルが立ち、東京タワーやスカイツリーなど、周囲を見渡せるデザインになっています。

これらのオフィスの雰囲気がメディアでもご好評いただき、最近ではドラマやCMの撮影でも使われています。
「あの席、〇〇さんが座った椅子だよ!」と社内で盛り上がる場面もあります。
社員が誇らしげに働いていることが重要な効果だと思います。

日本一コミュニケーションがとりやすいオフィス。

続いて2つめのコンセプトとして「日本一コミュニケーションがとりやすいオフィス」という目標を掲げました。

まず、コミュニケーションゾーンのとらえ方を二分化しました。
「計算されたコミュニケーションゾーン」と「計算されていないコミュニケーションゾーン」です。
前者は、共通会議室の設置です。
モニターを配置し来客時に対応するような場所。
そして後者は、オープンスペースをほどよく作りました。
なぜなら、偶然会ったメンバーがそこでコミュ二ケーションしたり、情報をシェアしたり、時には一人作業ができるように。

「計算されていないコミュニケーションゾーン」とは、以下のような場所です。
ちょっとしたミーティングが立ってできるカウンターの「トークスタンド」。
予約無く気軽に使えるファミレスのような席「ブレストボックス」。
別々のことをしに来た人がここでマッチングし、新たなコミュニケーションを生み出す
場「マッチ箱」。
そして「ディップカフェ」は、ほっと一息できる場所として作りました。
就業時間外(18:30~)はお酒を持ち込み居酒屋ミーティングができるという取り組みもしており、好評です。
今ではどのスペースも当たり前のように使われております。

人事制度を浸透させる。

最後に3つめは「人事制度を浸透させること」としました。
これまでの営業スタイルは、デスクワークをして営業活動や出張があれば外出し戻ってくるというものでした。
しかしテレワークを導入し全国35拠点を自由に使えるようにしたところ、当たり前のように活用されるようになりました。

ディップは元々営業会社で新入社員が多いこともあり、かつては規律重視の社風でした。
誰々と誰々はそこに座ってテレアポしなさい、何時に出て何時に帰ってくるのか、帰ってきたら成果報告しなさい、そのあとは夕礼だ…という風に。

今回の変革では自主性に重きを置き、社員が自由に選択しながら行動できるようにしました。
元々規律重視の風潮から自主性を取り入れたことでバランスの取れた働き方になったのではないかと思います。

規律と自主性のバランスで働き方変化。

環境構築にあたり自主性を取り入れたことで、社員が自由に選択しながら行動できる規律と自主性のバランスの取れた行動をとれるようになり、これが働き方変化につながったのかなと感じています。
これらをもとにさらに自社の進化につながるように引き続き尽力していきたいと考えています。

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藤川 淳

経営管理本部 総務統括部 ファシリティマネジメント室 室長 2016年1月入社。オフィス環境整備を任され、入社してからの約3年間で新設した拠点は、12拠点。増床移転した拠点は、10拠点。会社の規模拡張と共に進化するオフィス整備を担う。趣味はサッカーで試合出場だけでなく小学生の指導も毎週末やっている。

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dip people編集部

商品開発本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 『dip people』の企画・運用・制作を行い、ディップの情報を社外へ発信しています。

東島 梨衣

商品開発本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 首都圏制作1課 コピーライターときどきイラストレーター。目指すのはみんなが仕事にわくわくできる世の中。コロナで引きこもりになりランニングから遠ざかり中。フルマラソンベスト3:38:29(H30大阪)