保育園のお迎えに行くことが、 チームを進化させるきっかけに 【ワーママ・パパの働き方Vol.3】

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鈴木 健太
人材サービス事業本部 首都圏エリア事業部 新橋営業部 ▼詳細

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鈴木さんは5歳と3歳の男の子を育てるワーパパ。新橋営業部の課長としてメンバーを束ねる中、毎日の保育園への送りに加え、週に1度は早めに帰り、お子様たちのお迎えをしています。現在の働き方を始めるにあたり不安に思う部分もあったそうですが、思いがけない発見もあったといいます。家庭と仕事のバランスの取り方やメンバーへの想いなど、率直な気持ちを伺いました。

働き方の変化による不安

――共働きだそうですが、育児はどのような体制を取っているのですか?

毎週水曜日はフレックスタイム制を利用して17時半までに退社し、子どものお迎えをしています。以前は僕が保育園に送る担当で、お迎えは妻の担当でした。

妻は海外に携わる部署で働いているのですが、2人目が生まれる前に長男の手が少し離れてきたこともあり、海外に出張に行くことが増えてきたんです。妻の負担を減らすためにも、また妻が1日だけでも何も気にせず仕事ができる日をつくるためにも、朝の送り担当に加え、週1日お迎えに行くことにしました。

――早く帰るために、社内でどのような工夫をされていますか?

メンバーには必要な伝達事項は速やかに伝え、指示も時間を置かずすぐに出すようにしています。退社時はすんなり会社を出られるよう、「今日はもう帰るから、あとはよろしく!」と、しっかりラインを引いて帰るようにしていますね。

あと、僕がいなくても課題を解決できるようになるのが一番大事だと思っていて。僕は大まかな方向性は示すけれども、そこに行くためには何をすればよいのかをメンバー自身が考えて行動に移し、その結果がどうだったのかをみんなで話し合える組織を目指したいんです。お迎えを始めたころは不安で、「任せても大丈夫だろうか」と思うこともありましたが、思い切って任せることにしました。

――毎週決まった時間に会社を出るのは大変ではないですか?

緊急対応などで予定よりも会社を出る時間が遅れることもありますが、メンバーも協力してくれますので、基本的には問題なく退社しています。

一度、業務自体は何事もなく進行していたのですが、早く帰ること自体が申し訳なく感じてしまったことがあって。去年、妻が5日間ほどロンドン出張に行ったことがあったのですが、土日を挟んでいたものの、3日間早く帰る日が続いたんです。その時は、正直「帰っていいのだろうか」と時間が近づくにつれ緊張してしまって。まだ身近にそういう働き方をしている方が多くないので、周囲を伺ってしまいましたね。でもその時、子育てをしている僕らが柔軟な働き方の実績を創っていかないとという想いも強くなりました。

お迎えに行くことで感じた変化

――お迎えに行きはじめて、変化を感じたことはありますか?

実際に早く帰るようになると、自然とメンバー同士で声をかけ合い、率先して業務を分担してくれるようになったので、メンバーの成長を感じられました。

先ほども少し触れましたが、お迎えに行くことを決めた時、メンバーには自律的に動ける営業になってほしいという想いがありました。それは、安心してお迎えに行くことが目的でもありますが、僕が入社した当時とはマーケットの状況や、お客様の採用方法、要望も変化していて、僕ら世代と同じやり方をしても成功するとは限らない。であれば、お客様と一番接している営業自身が、お客様の課題に対する答えや対策方法を常に現場で考えて判断し、その場で解決できるようになることが重要だと考えているからです。

とはいえ、質問したら怒られるのではないかと、上司に声をかけにくくなってしまうような環境にはしたくないので、お互いが対等に意見を出し合える関係性でいられるよう、いつも意識しています。

実は僕、けっこう黙って見ていられないタイプなんです(笑)。つい「こうした方がいいんじゃないか」と口を挟みそうになるので、そこは飲み込んで、様子を見ながら任せています。お迎えに行くことをきっかけにメンバーが進化していく機会になればと思っていましたが、僕も進化するきっかけになったので、お迎えはお互いにとっていい機会でしたね。

――家庭では何か変化がありましたか?

平日に妻と会話できる時間が増えました。水曜日の夜にお互いの仕事の話もでき、会社の飲み会など先々の予定も事前に余裕を持って伝えられるようになったので、お互いの心に少し余裕が生まれたように感じます。

家事は以前から毎日のお風呂掃除や夕食の洗い物などを担当しているものの、まだ妻のウエイトが高くなってしまっているなと感じていて。妻は平日、18時くらいに保育園にお迎えに行き、夕食の支度にお風呂、寝かしつけを全てこなし、疲れ果てて21時には寝るという怒涛の毎日なんですよね。せめて休日にはゆっくりしてほしいので、土曜日には僕が1日子どもを外に連れて行くなどして、自由な時間を過ごしてもらっています。

心配するよりも、まずは信じてやってみることが大事

――最後に、働くママ・パパへメッセージをお願いします。

僕が実践して感じたのは、早く帰って大丈夫だろうかと心配するよりも、まずは信じてやってみることが大事なんだということ。自組織のメンバーには、何かあったら助けるからその分思い切りやってみてほしいですし、上司の顔色や余計な気を回さずに、思う存分自分なりに考えて行動していける組織を目指したいですね。

すんなり行かないことや失敗もあると思いますが、そこはみんなで支え合って結果を出していけばいいと思うんです。それがゆくゆくはみんながポジションを上げていくことにつながると思いますし、メンバーが自律的に動けるようになれば、将来子どもができたときに、より安心して周囲と業務を分担できますし、働き方やキャリアの幅も広げやすくなるのではないでしょうか。

僕も、まだ手探りで育児と仕事の両立を実践しています。今後子どもが小学校に上がった時、夏休みなどの長期休暇中、共働きの親たちはどうすればよいのかなど、まだまだ不安なこともありますが、経験して実感したことを発信していくことも大事なのかなと感じています。少しずつ実践しやすい環境を創っていきたいですね。

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鈴木 健太

人材サービス事業本部 首都圏エリア事業部 新橋営業部 現在、営業課長を務める。今や唯一の一人の時間である「洗車」が趣味になりました。ひとまわり年の離れたメンバーから刺激をもらい、自身とメンバーの成長の為、日々奮闘しています!

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『dip people』の企画・運用・制作を行い、ディップの情報を社外へ発信しています。