ディップ初のリアルイベント。企画者の感じた困難と、その先に見えたもの。

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鈴木 詩織
企画・統括本部 営業企画統括部 戦略推進部 営業推進3課 ▼詳細

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東島 梨衣
商品開発本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 首都圏制作1課 ▼詳細

営業部の戦略に沿った動きはもちろん、現場ニーズに先回りした提案を行い、営業部に付加価値を提供していく戦略推進部。今回は鈴木詩織さんに、どのような企画を実施しているのか聞いてみました。

社内公募がでていない中、手を挙げての異動。

東島:鈴木さんは2015年に営業として新卒入社されたんですよね。どういった経緯で今の戦略推進部へ配属されたのでしょうか。

鈴木:元々営業職を希望していましたし、営業の仕事は楽しかったです。でも当時の営業企画部門の企画にいいキャンペーンがたくさんあって、現場を知っている私が参加することでもっといいものを作れるんじゃないかと思って自己申告で異動しました。入社から3年目の頃です。

東島:行動力がありますね。鈴木さんは戦略推進部に異動して3年目ですが、これまでディップ初のリアルイベントである「しごと発見フェア」や、バイトルサイト内での企画である「プレ就活」、最近リリースした「第n新卒」などに携わっているのですよね。

初めての企画で、社内初のリアルイベント。

鈴木:初めて本格的にPM(プロジェクトマネジャー)として携わったのが「しごと発見フェア」でした。異動してから2年目の頃です。発端は「ディップってリアルイベントないよね」くらいの、営業のちょっとした声。それを拾って企画としてカタチにし、『バイトルNEXT』のメインターゲット層である「正社員になったことがないけど、なりたい」「誇れるスキルがなくて自信がない」といった求職者に向けた就職フェアを秋葉原で開催しました。30社の企業ブースに加え、適職診断や履歴書添削、キャリア面談ブースなどを設け、多くの方にご来場いただきました。反響が大きかったためその後新宿や大阪でも開催することになり、参画企業数・来場者数・売り上げも伸ばしていくことができました。会社としても初めての試みだったので最初は難航しましたが、とても楽しくて印象に残る仕事でした。

東島:PMも初めてですもんね。大変なことも多かったのではないでしょうか。

 

鈴木:リアルイベントは特に会場を押さえたりポスターやチラシの作成などコストもかなり掛かるので、提案してもいきなり「じゃあやろう」とはなりませんでしたね。なかなか前に進めなくて、でもそうしているうちにもどんどん会場の空きはなくなっていって、この日しかもう空いてない!って状況になってしまって…「この日をとらなかったら一生できない!」と思ったんです。そこで畳みかけるように関係者のみなさまにクロージング(顧客と契約の締結までもっていく営業手法)して、企画が実現しました(笑)「バイトル」や「はたらこねっと」のサイト上で行う企画なら長くても2ヵ月でローンチできるところを、これにかかったのは約1年。でも営業部にリリースすると、参画企業の枠は即完売。「こういう企画待ってました!」という声もいただけて、嬉しかったです。

アイデアは否定せず、足りない部分を気づかせてくれる。

東島:営業経験も活きているんですね。企画の進め方はどうやって学んだんですか?

鈴木:それまではずっと資料作成が中心だったので、企画の設計から携わるのは全く初めてでした。なので本当に基本的なこと、顧客はどんなものを求めているのか、競合は何をやっているのか、といういわゆる3C分析などもイチから勉強しました。それから、尊敬する上司の方々が常に客観的な視点で意見をくれるので「上司を説得できたら関係者の方々にもきっと理解してもらえる!」という気持ちで、壁打ち(自分の考えを話し、そこから返ってくる反応を元にさらに考えを深めていくこと)を繰り返していました。

東島:周りも協力的な印象です。

鈴木:やりたいことをいつも後押ししてくれますね。「まずやってみよう」という雰囲気は社内全体にあると思います。思い付きを「なんでもやっちゃえ」って感じではなく、肯定しながらもリスクを心配してくれる。やりたいことを企画として実現するために、足りないことを教えてくれます。それを補うためににどうしよう?と更に考えることで、自分の成長ややりがいにもつながっていると思います。

東島:ディップが大切にしている「チャレンジし続ける」という精神は、不思議なくらいどの方にインタビューしても感じますね。「しごと発見フェア」をイチからでもやり通そうというモチベーションは、どこから来ていたのでしょうか。

「求職者と企業にとって絶対に価値がある」信じた先で見えたもの。

鈴木:求職者のためにも採用に困っている企業のためにもなる、絶対に価値のあることだと思ったからです。ディップの主事業は求人広告媒体の運営ですが、求人広告って、企業は求職者からのアクションを待つことしかできないんですよね。本当は魅力ある企業でも、世間的に不人気な職種だと興味喚起の時点でハードルがある。でも、リアルイベントならその価値を求職者に直接伝えることができるし、求職者も世間のイメージを超えて良い企業と出会うことができる。この考えは、実際にイベント時に出会った求職者の方々と交流して確信に変わりました。

「しごと発見フェア」にご来場いただいた方は、似た悩みを持つ方が多かったです。「自分に何が合ってるのかわからない」「ずっとフリーターだったから自信がない」…会場へ入っても、どこへ行ったらいいのかわからない様子でした。そういった方が求めているコンテンツだったようで、適職診断のブースはすごい人気でしたね。営業をしていた頃から『バイトルNEXT』のメインユーザーは“ポテンシャルはあるのに、どこか不安を抱えているような人物像”というイメージは持っていましたが、実際に対面すると「この人たちの背中を押すために私たちの仕事があるんだ」と感慨深かったです。

東島:とても貴重な機会でしたね。その後の仕事への意識にも影響があったのではないでしょうか。

鈴木:企画にも実感がこもるようになったと思います。最近リリースした「第n新卒」は、日本独特の新卒一括採用制度に疑問を持っている方や、新たな道への一歩を踏み出す第二新卒の方など、“新卒”と呼ばれるあらゆる方々を後押しするもの。「プレ就活」は本格的な就活よりも前に何か始めておきたい、と漠然とした意識を持っている学生の方を応援する企画です。いつも“ユーザーにとっての価値”をすごく考えるようになりました。

東島:今後の展望はありますか?

鈴木:求職者にとって価値があればクライアントは期待をする、クライアントが期待をすれば営業は自信を持って商品を売れる、という好循環を作るために「売れる企画」を生み出し続けていきたいですね。具体的な施策面では、今は新型コロナの影響でリアルイベントの開催は難しくなってしまったので、オンラインでのイベントもできるといいなと思っています。

東島:今後の企画も楽しみです。ありがとうございました!

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鈴木 詩織

企画・統括本部 営業企画統括部 戦略推進部 営業推進3課 2015年新卒入社。リアルイベント「しごと発見フェア」や「第n新卒」などの企画を担当。アイデアを形にしていくことが好き。レオパ(トカゲモドキ)を2匹飼っている。

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東島 梨衣

商品開発本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 首都圏制作1課 コピーライターときどきイラストレーター。目指すのはみんなが仕事にわくわくできる世の中。コロナで引きこもりになりランニングから遠ざかり中。フルマラソンベスト3:38:29(H30大阪)