ディップの人柄に惚れた! 文系女子がエンジニアに挑戦する理由。
文系から技術畑に飛び込んだ2019年新卒入社の都築(つづき)。彼女がディップを選んだ理由、そして入社後も勉強への熱が消えない理由とは。
大学では根っからの文系。
東島:エンジニアには珍しく、文系出身だと伺いました。
都築:大学では社会学を専攻してました。今の生活がどのように成り立っているのかとか、生活に密接していることを学びたくて。モノづくりにも興味があったので、文系の王道ルートなら編集者になって本を作ったりすると思うんですけど、私は技術への憧れが強くて。本のような物理的なものよりもはるかに多くの人に使ってもらえるし、技術が自分のモノになっていくことも魅力的だと思って、エンジニアになりました。ちなみに、高校では数学が苦手で赤点ギリギリでした(笑)。
スキルは独学で1年間。
東島:いつからエンジニアになろうと思ったのですか?
都築:はじめは営業になろうと思ったんです。英語が話せることを活かそうと思って。でも、人と密に関わったり、お金のことを考えたりっていう仕事は向いてないなって、途中で気づいたんです。
そこから勉強をはじめました。本を買ったり、paizaというエンジニアの採用サイトでe-learningを利用したり。このサイトは勉強すればするほどオファーが来るようになる仕組みで、ディップとの最初の出会いもここでした。
東島:ディップに決めた理由は?
都築:就職活動を通して、良い人が多いと感じたからですかね。
元々、バイトルは知っていましたが、会社の事は知らなくて。paizaから逆スカウトを受けたのが認識したキッカケです。声をかけられた会社には行くだけいこうという気持ちでカジュアル面接に行って「文系でもなれますか?」と質問したところ、「学部よりも発信することが大事。一個でも開発のアウトプットがないと厳しいよ」と正直にフィードバックをいただいて。そこから一週間もがいてアプリを作って、二次面接に行きました。
ディップの面接は、淡々とした業務という感じが一番ありませんでした。きちんと向き合ってくれて、面接相手も人間なんだなと思えました。こんな会社もあるんだと知ってから、どういう人がいるかが会社選びで一番大事になりました。
東島:今の仕事内容を教えてください。
都築:バイトルマスター(他社含む求人媒体の効果を一括で管理できるプロダクト)の開発に携わっていて、各種求人媒体の応募者取り込み機能の改修を行っています。この仕事を達成するためのスキルが入社時にあったわけではないのですが、周りの人がみんな親切で、ゼロからでも頑張れる環境が用意されていて、未経験でもしっかりサポートしてくれる課ですね。
「え、SEってこんなに面倒見いいの!?」
東島:本当ですか?(笑)
都築:本当ですよ(笑)。人に恵まれてるなあと思います。
私はコツコツやるのが好きなタイプですが、熱中しすぎて周りが見えなくなってしまうんですよ。おかしな方向に行ってても気づかずに突き進んでしまう。でも、そんな私のことを解って「報連相ないけど大丈夫か?」って、先輩や上司が声をかけてくれるんです。月イチの上司との面談でも、「都築さんの課題ってこうだよね、苦手に関してこう取り組もう。」と、振り返りや原因の分析もしっかり行ってくれて。正直、「え、SEってこんなに面倒見いいの!?」ってビックリしてます。本当に丁寧に育ててもらってるなと感じるので、それに応えたくて頑張っています。
少し話がそれちゃいますが、私は大学で人権について細かく基礎教養として学んでいるので、セクハラやパワハラな発言があると「一発アウト!この人とはやってけない!!」ってなるんですよ。でも、そういう不快な思いをしたことが全然ないので、いい職場だなと思います。
私も先輩もみんな真面目。
東島:今入社9ヵ月ですが、スキルが伸びている実感はありますか?
都築:ありますね。当時できなかったことが今ならできるなとわかるので、実感しやすいです。入社して初めての本格的な開発は、Slackで使える社内用語検索システム。バックエンドのセキュリティの仕組みや機能、デザインに携わったんですが当時はハードルが高かったです。でも、今なら安心して作れるスキルを持てたと思うので、また取り組んでみたいですね。
東島:今後、やりたいことはありますか?
都築:自分のためにアプリを作る予定です。まだ、一人で開発を完結したことはあまりないので。今、毎日日報を書いていて、これはすごくいいなと思っていて。自分の状態や抱えてる問題、今後どう活かすかを考える時間になっているんです。それを今後も続けたいと思ってるので、今日一日を振り返る日記のようなアプリを作ろうと思っています。
東島:勉強家ですね。
都築:先輩たちに「真面目やな」って言われます(笑)。でも、そう言う先輩たちも真面目なんですよ。「システムは絶対こうしたほうがいい、そのためにはこれを勉強する必要がある」とわかると、みんな勉強をはじめる。こんな風になりたいなと思える先輩が多いから、私も勉強しようって思えるんです。
自分なりの答えが出るまであきらめないで。
東島:これから就職活動をする学生へメッセージをお願いします。
都築:後悔のないように過ごしてほしいです。就活って、自分でもわからない自分についての質問をぶつけられるんですよね。自分のルーツとか。しかも何十枚も手書きの履歴書とか書かなきゃいけなくて、何十社と面接に行って。流れ作業になってしまうのもわかります。でも、だからこそ、自分なりの答えが出るまであきらめないでほしい。もちろん、無理はせずきちんと休憩しながら。私は落ち着きのない24歳だけど、これから入ってくる後輩をしっかり支えていきたいです。