【アプリのリアーキテクト】で、【「バイトル」の成長スピード】を変える。それが私の【dream】。

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山本 ののか
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dip people編集部
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スマートフォンアプリ開発課で働く、山本 ののか(ヤマモト ノノカ)さんに、入社動機、現在の仕事、目指す未来についてお話いただきました。

独学でプログラミングを学び、ディップへエンジニアとして転職

大学卒業後の2年間は金融業界で営業をしていましたが、給与の高さに惹かれて就職したため、このままお金のためだけに仕事を続けていいのか疑問に思っていました。そんなときに、両親がエンジニアだったこともあって独学でプログラミングを学び始めたところ、ロジックで考えてアプリを開発することがとても楽しく、エンジニアになりたいと考えるようになりました。

エンジニアへの転職活動で重視したのは、「自社サービスに携われること」と「人々の生活に密着している事業で、社会貢献を実感できること」の2つです。エンジニアの募集は数多くありましたが、この2つを兼ね備えている企業は多くはありません。そうしたなかで、今後の日本の労働人口不足の解決策となる求人情報サービスを提供し、社会課題の解消に貢献しているディップが、私が求めていた条件に最も合致した企業でした。「バイトル」などにエンジニアとして関わり、自分の子どものようにサービスを大切に育てていきたいと思いました。

20年の歴史を持つ「バイトル」をリアーキテクト

入社後に配属になったスマートフォンアプリ課は4チーム制で動いています。そのうちの3つが通常のエンハンス(改善)を行うチームで、もうひとつが私も所属している「バイトル」アプリのリアーキテクトを進めているチームです。リアーキテクトとは、システムを再構築する作業のこと。私は設計関連の業務を担いたかったので、その希望が叶った配属で嬉しかったです。

「バイトル」アプリはリリースから13年が経ち、規模もかなり大きくなったため、従来の構造のままでは開発しづらいケースが増えてきました。開発に適した環境を整え、開発スピードを高めるために着手したのがリアーキテクトです。入社前に独学でプログラミングを学んでいたとはいえ、リアーキテクトには初めて関わったので、当初は知識や手法を学ぶのが大変でした。また、並行して進められているエンハンスチームの改修作業との調整が必要なのも難しさを感じていた点です。

リアーキテクトは長い期間を要するプロジェクトであり、終わりがない作業とも言えます。しかし、リアーキテクトを進めていくことで、エンジニアにとって開発しやすい環境が整います。その結果「バイトル」の開発スピードが速まり、より良い機能をより早くユーザーへ提供できるはずです。

課題解決のために自ら手をあげ、改善プロジェクトを推進

部署のさまざまな課題を解決するプロジェクトも積極的に進めています。私が加わったプロジェクトを2つ紹介すると、一つ目が「オンボーディングフローの確立」です。当時は新しくチームに加わるエンジニアへのオンボーディング(組織への定着化に向けたサポートプログラム)の方法が明確に定まっておらず、任せられたメンバーが資料を各自で用意して行っていました。

しかし、この方法ではそのときどきでオンボーディングの内容に差が生じてしまうだけでなく、非効率でもあります。そこでプロジェクトを立ち上げ、継続的に資料がアップデートされる仕組みなどを盛り込んだフローを確立しました。これによって新たに配属されたメンバーに十分なオンボーディングを必ず行えるようになり、効率化によって開発に割ける時間が増えました。

もう一つ私が進めたプロジェクトに、バーチャルオフィス環境の整備があります。コロナ禍でリモートワークが増えるなかで、チャットツールやオンライン会議ツールなどでのコミュニケーションだけでは、不便に感じる場面が増えてきました。そこで、リモートワークをしている社員同士でも、まるで同じオフィスで働いているかのようにコミュニケーションが取れるサービスを導入したのです。バーチャルオフィス環境を整えたことによってコミュニケーションが円滑に行えるようになり、リモートワークでの生産性を高められました。

リアーキテクトを進め、「バイトル」の成長を支える

オンボーディングやバーチャルオフィスのプロジェクトもそうですが、ディップでは「やりたい」と手をあげれば任せてもらえる企業風土があります。周りの上司や先輩を見ても主体的に挑戦を続けている人ばかりで、ディップが掲げる「ファウンダーズスピリット」を日々感じています。だからこそ、ディップには、自ら考え、期待を超えて成果を出すために動いていける人が向いていると思います。アプリの開発にしても、目的を叶える為に動きながら考えられる方に私たちと一緒のエンジニアを志してほしいです。

私も主体的にリアーキテクトを進め、「バイトル」が求職者に喜ばれる求人情報サイトであり続けることに貢献したいと考えています。リアーキテクトのプロジェクトはまだ始まったばかりで、これからも多くの困難があるはずですが、必ず乗り越えたいと思います。

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山本 ののか

商品開発本部 システム統括部 グロースエンジニアリング部 スマートフォンアプリ開発課

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『dip people』の企画・運用・制作を行い、ディップの情報を社外へ発信しています。