ディップのエンジニアリングマネジャーの仕事内容、スケジュール、開発環境について密着取材!

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増井 和治
システム開発部 プロジェクトマネジメント課 エンジニアリングマネジャー ▼詳細

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鈴木 亜依
商品開発本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 首都圏制作1課 ▼詳細

2014年に中途入社し、「バイトル」や「はたらこねっと」などのプロダクト開発を担うエンジニア組織のエンジニアリングマネジャーとして活躍している増井さん。元々、人とのコミュニケーションが好きだと話す彼に、現在の仕事内容や1日の流れ、転職理由、ディップの魅力などを聞いてみました。

仕事内容

2014年4月にディップのプロジェクトマネジャーとして中途入社し、2020年9月から人材サービス事業のプロダクト開発を担う、システム開発部プロジェクトマネジメント課(以下、PM課)のエンジニアリングマネジャー(課長)に就任しました。PM課は「バイトル」「バイトルPRO」「はたらこねっと」のプロジェクトマネジャーが集まった組織になります。エンジニアリングマネジャーというと一見何をしているか分かりづらいという方もいるかもしれませんが、仕事内容は大まかに「対メンバー」「対組織」「人事評価・採用」の3つに分けられます。例えば対メンバーの場合、私はコミュニケーションを大事にしています。PM課のメンバーとは、週1回の課ミーティングで情報共有ツールを使いながらプロジェクトで上手く進んだナレッジを共有し、意見を話しあったり、1on1(1対1の個人ミーティング)でメンバーひとり一人の悩みを聞いたりしています。他にも、プロダクトの開発や調査を業務委託している外部のパートナー会社とミーティングを行うこともあります。対組織の場合、PM課のメンバーが担当しているプロダクト間で活用できるツールを提案・運用したり、組織における課題の整理・解決を目指した検討などを行っています。人事評価・採用については、所属しているシステム開発部全体のミーティングで、エンジニアの中途・新卒採用の方針や組織内のコミュニケーション向上に関する課題を、他のエンジニアリングマネジャーと一緒に話し合い、企画・運営しています。

1日のスケジュール

9:30~9:45 出勤&オンラインで朝会

出欠や体調の確認を行う朝会を、月曜日~木曜日の週4日で開催。基本はテレワークのため、Zoomをつなげて会話しています。テレワークだとどうしても課内のコミュニケーションが薄れてしまい、業務が円滑に進まなくなる可能性もあるので、なるべくメンバー全員で話せる場をつくろうと意識付けています。

10:00~12:00 プロジェクトの状況確認・課題管理ミーティングなど

定例で参加している各プロジェクトのミーティングだけではなく、メンバーから招集された突発的なミーティングにも積極的に参加。日によっては、1日中ミーティングの予定でビッシリになる日もあります。

12:00~13:00 ランチ

基本的にはキリの良いところまで作業してから、お昼休憩を取っています。テレワークの日は家でゆっくり食事を取りますが、本社に出社していて予定が詰まっている日は、近くのコンビニでパパっと食べられるおにぎりなどを買って済ませることも。

14:00~15:00 メンバーとの1on1

PM課のメンバーが担当しているプロジェクトの話を聞いたり、プライベートな話を交えながら意思疎通をはかっています。メンバー個人の悩みも聞き、モチベーションを保てるよう心身ともにサポートすることも大事。複数のプロジェクトを抱えるメンバーに対しては、「このままだと業務の負担が大きくてトラブルが起きるかもしれない」と予測し、別途ミーティングを設定することもあります。

15:00~17:00 資料作成

プロジェクトの進捗を共有する資料やPM課のナレッジを共有する資料などを作成します。入社時に個人専用の社用ノートパソコンが会社から支給されるので、時間と場所を選ばずに作業することができます。

17:00~18:00 システム開発部の全体ミーティング

CTO豊濱さん(写真左側)とは気軽にお話できる距離感です。

役職や社歴に限らず発言しやすい環境があります。例えば、「バイトル」や「はたらこねっと」のプロダクト全体で使える品質向上のためのツール(テスト自動化ツールなど)を、CTO(最高技術責任者)の豊濱さんに直接提案し導入することもできます。

19:00 退勤

業務が重なり残業する日もありますが、基本的には19時頃に仕事を終えて退勤しています。

開発環境

PC:Windows・Mac

チャットツール:Slack

Web会議ツール:Zoom・GoogleMeet

プロジェクト管理ツール:Backlog

クラウドサービス:GitHub Enterprise・Box・DocBase

会社から支給されるPCは、WindowsかMacで選ぶことができます。また、クラウドサービスの情報集約ツールを使い、プロジェクトごとの進捗確認やナレッジを記録しながら運用しています。プロダクトに関わるメンバー間で、バグの未然防止など効果のあるナレッジを共有し、各プロジェクトの効率化と品質向上につなげています。

仕事のやりがいや醍醐味

PM課のメンバーや他組織のマネジャー、外部のパートナー企業の方など、組織の垣根を超えた交流ができることは、この仕事の醍醐味だと感じています。「バイトル」「バイトルNEXT」「はたらこねっと」の各プロダクトの課題に対して、自分が持っているナレッジを共有して課題が解消できたり、効率が上がるツールを導入した結果、プロダクトがより良い方向に前進できたときは大きなやりがいを感じます。

転職理由とディップの魅力

前職はBtoB向けの受託開発会社で上流工程やプロジェクト管理を担当していました。仕事のゴールは請け負った依頼をちゃんと期間内で作ることでしたが、自分が作成したシステムに対する効果はどうだったのか、結果が知りたいと思うようになり、自社開発に携われる企業への転職を決意したのです。いくつか面接を受けましたが、BtoCのユーザー側に近いサービスに携わりたかったのと、「バイトル」や「はたらこねっと」のCMや街中の広告ポスターをよく目にしており馴染みがあったので、ディップに入社することを決めました。ディップの魅力は、失敗を咎めないこと、手を上げたことに対してチャレンジさせてくれる風土があること、役職を問わずフラットな関係で話ができること、の3つです。以前、システムを開発しているときに不具合が起きてしまったのですが、失敗に対して強く言われることはありませんでした。言われたのは「前向きにやって失敗したことなら仕方がない。2回目が起きないように再発防止していこう」というアドバイスのみ。失敗を引きずったりしないディップの社風に驚きました。失敗を咎められるとその次のチャレンジがしにくくなりますし、とても働きやすいなと感じましたね。自分が受け持った組織以外に関わることができるのも魅力的です。中途入社時から関わっていた「はたらこねっと」のプロダクトに関わるメンバーを集めて、意見交換する場をつくったことがあります。同プロダクトに関わっているメンバー同士でも、組織が異なると中々話すタイミングがない人もいるため、交流の場を増やす企画を自分自身の判断で開催しました。ディップではメンバー・マネジャー・部長の垣根がないことも特徴で、気軽に話しかけやすい社風が根づいています。slackでは、仕事だけではなくプライベートな話題でも盛り上がっていますよ。

仕事終わりや休日の過ごし方

テレワークが基本のため、仕事の後は、愛猫も含めた家族との団らんや、食事の時間が多いですね。休日は自宅で筋トレをしたり、近くの公園に出かけることがほとんどですが、コロナが落ち着いてきたので、もう少し外出する時間を増やしたいなと思っています。

よく利用している会社の制度

エンジニア組織に所属する従業員対象のサポート10(テン)制度、通称サポ10(テン)と呼ばれる制度があるのですが、エンジニア個人に年間10万円の援助をするというもので、開発環境やスキル向上など、一定の範囲内で自由に使うことができます。私はサポ10制度を利用し、サイトパフォーマンス改善・組織マネジメントについて書かれた本や、ワイヤレスキーボード・ヘッドセットといった備品を購入しました。

求職者へのメッセージ、アドバイス

自身の組織をまとめるのはもちろんのこと、より広い視点に立ち、エンジニア組織やディップをより良くすることに興味関心があったり、積極的に行動したい人にとって、やりがいを感じてもらえる職場だと思っています。ディップは市場にあわせて組織が柔軟に変わるため、自分から様々な課題に対して前向きに関わってもらえると働きやすいはず。「ディップはいまこんな状況だから、将来は●●に特化したエンジニアが必要になると思う」など、話し合いたいですね。組織を超えてお互いに交流し合える環境は整っていて、さらに、やりたいことは自由にチャレンジさせてもらえる。そんなディップで一緒に仕事ができたら嬉しいです。

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増井 和治

システム開発部 プロジェクトマネジメント課 エンジニアリングマネジャー 2014年に中途入社。「はたらこねっと」のプロジェクトマネジャーで活躍したのち、2020年にエンジニアリングマネジャーに昇格。趣味はプロレス、カラオケ、朝の筋トレ。

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鈴木 亜依

商品開発本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 首都圏制作1課 ライティングや取材撮影、新人育成などを担当。人と話すこと、笑うことが大好き。初対面でも会話が盛り上がれば、もれなく好きになる。