「日本の就活を変えたい」ディップ新規事業担当が目指す新たな社会とは?

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濱住周斗
商品開発本部 dip startups ▼詳細

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清水 奈菜子
商品開発本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 ▼詳細

ディップは「バイトル」などの人材サービス、「コボット」などのDXサービスの提供を通し、労働市場における課題を解決し、誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指しています。

そんなディップの商品開発本部では、分析や検証を繰り返しながら「バイトル」「はたらこねっと」「バイトルPRO」などの求人サービスの成長を担っています。

今回は、商品開発本部 dip startups に所属し、本部内の採用担当も担う濱住周斗(はまずみ・しゅうと)さんにディップでの働きがいや今後のビジョン、採用活動に対する想いなどを伺いました。

やるからには全力で|好奇心の赴くままに活動を続けた学生時代

清水:自己紹介をお願いいたします。

濱住:dip startups の濱住周斗と申します。2020年に新卒入社して今年で3年目になります。今はユーザーにとって「どんな機能があればいいかな」とか「どんなサービスがあればいいかな」ということを考える仕事をしながら、学生さんとのカジュアル面談や採用イベント登壇など、商品開発本部の採用活動もしています。大学は福岡の九州大学で、就職を機に上京してきました。基本的には出不精なので、週末は家でずっとゲームをしています。

清水:大学時代はどのように過ごされていましたか?

濱住:大学時代は、 興味があるものはとりあえずやってみようという人間で、特にアルバイトに一番力を入れていました。 飲食店で働いていたんですけど、30連勤とかざらにしていましたね。ある日そのお店の店長が別店舗に異動になって、そこからは僕が店長代理としてお店を回していました。 思い出に残っているのは、フードロスの削減に力を入れたことです。真剣に取り組んだ結果、最終的には30%くらいフードロスを減らすことができました

清水:優秀すぎるアルバイターですね…。その他に印象に残っていることはありますか?

濱住:アルバイト以外では、友達のお店の手伝いをすることにハマっていました。 友達が海外でカレー屋さんを開業するから来ないかと声をかけてくれたので、最初は視察をしにいく形で行ったんですけど、居酒屋バイトの経験もあったので色々と提案していました。やりたいことに忠実に、全力で大学生活を過ごしていた結果、プラス3年かかって大学を卒業しました。大学4年のころは、朝は就職活動で東京に行き、午後は福岡に帰って4,5限の授業を受け、研究もあったので夜6時から8時まで学校にいるというハードなスケジュールでした。二度と経験したくないですけど、あの期間があったからこそ、今、急ぎの仕事が来ても動じずに対応できるのかなと思います。

創りたい世界観を実現できる場所、それがディップだった

清水:ディップに入ろうと思ったきっかけと、入社の決め手を教えてください。

濱住: 先輩の影響で人材業界に興味があって、その中でも求人サイトを運営している会社を中心に受けていました。ディップに入社を決めた理由はいくつかあるのですが、一つは選考中に聞いた進藤さんのお話にシンパシーを感じたことです。人と違うようなバックグラウンドや学生生活だったとしても、それを卑下することなくむしろ活かしていける環境だということに大きな魅力を感じました。もう一つの大きな理由は、人材領域で創りたいと思っていた世界観をディップでなら実現できると思ったことです。

清水:どんな世界観でしょうか?

濱住:就活生一人ひとりの強みが正しく評価される世界観です自分自身が就職活動をしていた当時、 日本の就活はコミュニケーション能力の高さばかりが評価され、そのほかの能力に目を向ける機会が少ないという課題感を感じていました。 もちろん、コミュニケーションも1つの大切なスキルだと思います。 ただ、そのほかの能力が高いのに、話下手というだけで選考が通過できないというのは違うのかなと思っていて、そのような現状を改善したいと思いました。こうした採用活動は、企業側にとっても勿体無いですよね。 面接だけだとやはりコミュニケーション能力が高い人が優位に見えてしまうし、その能力以外に測れるものが中々ありません。状況を変えるには新しく世界観を創るほうが早いと思いました。 そう考えた時に、自分にとってその夢を実現できそうな場所がディップでした。

清水:なぜディップならその夢が実現できると思えたのですか?

濱住:人材業界のなかで色々な会社を見ながら就職活動をしていたのですが、その中でもディップは特に「会社に入って僕が何をしたいのか」という点に重きを置いてくれました。また、挑戦することを評価する風土があり、年次や部署に関わらず全社員が新規事業を提案することができるというお話を選考の中で伺い、「ここでなら自分のやりたいことを実現できる」と感じました。

清水:入社後はどのようなお仕事をされましたか?

濱住:メディア戦略室という、競合調査やユーザーの声などといった、外部の情報をもとに、ディップとして社会にどのように貢献すればよいかを考え、実行する部署に配属されました。当時バイトルPROの開発が行われていたので、開発のお手伝いと競合調査をメインで担当していました。 あとは人材に関して日本を取り巻くデータを使って、人手が減少している分野やディップのサービスを通してアプローチしていかなければいけない課題を調査していました。 また、他にも、ユーザーに対するアンケート調査も行なっていましたね。 ディップの求人サービスは「ユーザーファースト」を掲げているので、当社の意見だけでなくユーザーの声をしっかり聞いてサービスの改善に反映していく、というとても重要な仕事でした。

清水:いろいろやることが多いんですね…!

濱住:ただ、私の場合はこれらの業務と並行して、自分が創りたい世界観を実現するための企画書を作成し、役員にプレゼンを行っていました。その企画が採用されて、現在所属している新規事業企画の部署に配属されたという形です。年次や立場に関係なく、誰でも新規事業を提案することができるのはディップの良さですね。

清水:濱住さんにとって、ディップは働きやすい環境ですか?

濱住:社会に出たらやりたいと思っていたことに新卒1年目から挑戦できる環境があり、その本気度を買ってもらって、自分がやりたいことにより集中できる部署に異動することもできました。部長陣や上司は「僕がどのようなキャリアを描きたいか」というビジョンを話す機会を作ってくれるだけでなく、それに合った業務をちゃんと提案してくれるので、「自分は何をしたいのか」を明確にしながら日々の業務に取り組めているという実感があります。

清水:濱住さん以外の社員さんはどうですか?

濱住:会社全体としては、従業員のプライベートも充実させようという方針があり、休みも多く残業も少ないので、リフレッシュしながら働けていると思います。仕事を楽しんでいる人が多いですね。仕事をやらされているのではなくてやりたいから自ら仕事をつくる、そういった働き方をしている人が多いですね。

学生の「素」の部分に向き合いたい|採用活動に対する想い

清水:採用業務にも携わられているということですが、学生さんと接する中で意識していることはありますか?

濱住:就活生のお話をできるだけ聞くことですね。一般的な採用活動は学生さんに対して自社を知ってほしいという思いがメインになっているように感じます。 そのような取り組みも大事ですが、私はそれよりも就活生の人となりを知って今後の就職活動のプラスになるような手助けをしたいと考えています。なので学生さんと接する機会、特にカジュアル面談ではありきたりな就職活動の質問ではなく、その人自身の話を聞くことを大切にしています。

清水:カジュアル面談では具体的にどんなことをお話しするのですか?

濱住:基本は、会社や仕事内容を理解していただくための説明と、学生さんの人となりを知れるような雑談ベースのお話をさせていただいています。 雑談ベースで面談をするのは、当社が就職活動において、「この人はどんな人なんだろう」という「人間性」を大切にしているからです。 普通の面接より雑談をしながらのほうが学生さんの本当にやりたいこととか、素の部分に向き合えるような気がします。あとは、面談の最後にディップは関係なく、他の会社の話も含めた就職活動に関しての不安を聞くようにしています。 理由としては、ディップに入らないとしても、私たちとの面談がその人の就職活動や人生にとって一部でもプラスになってほしいという思いがあるからです。自分も就職活動の中で、不安や不満を感じた経験があります。 採用する側の立場として、そのような思いを取り除くことを意識して学生さんたちに向き合っています。

誰かの人生の充実を支えるサービスを創りたい|今後のビジョンと目標

清水:この先ディップでチャレンジしていきたいことや目標はありますか?

濱住:目標としては、まだ入社してから大きなサービスを1から作ってリリースしたことがないので作ってみたいです。最終目標としては、労働にとどまらず、幅広い範囲で「人の人生の充実を支えるサービス」、例えば、求職者の人が仕事につく際に必要なスキルを事前に習得できるような教育サービスを作っていけたらいいなと思っています。現在ディップは人材の業界で大きな影響力を持っている会社なので、ゆくゆくはそれ以外の分野、例えば教育や住環境などに関しても考えていきたいですね。

清水:最後に就活生に向けてメッセージをお願いいたします。

濱住:就職活動で一番大事なことは「自分が何をしたいのかをしっかりと言葉にする」ことだと考えます。これから何十年と働くことを考えると、一つ大事な「柱」みたいなものを持っておかないと、モチベーションがわかず、仕事を続けていけないと思います。ですから、会社を探すことに全力を入れるのではなく、自分の夢を見つけてその夢を叶えられる会社ってどこなんだろうと探す会社選びが大事だと思います。 そうすることで、自分にとっても会社にとってもwin-winな結果になるんじゃないかなと。まずは、焦らず自分を理解することから始めてみてください。ディップでは説明会以外にもカジュアル面談など、就活生の方々の人となりを理解するようなイベントを実施しています。そういった機会を通じて、就活生の方々が自分にマッチした会社を見つけることの手助けになればと思っています。興味がある方はぜひお話しましょう!

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濱住周斗

商品開発本部 dip startups 2020年新卒入社。入社時から就職活動の世界観を大きく変えるようなサービスを作りたいと豪語。1年目は新サービスの設計方法とそれに必要な市場調査等を学ぶ。現在は新規事業に関わる業務を担当。

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清水 奈菜子

商品開発本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 23卒内定者。商品開発本部採用チームでインターン中。大学時代はWebメディアでのライター業務、編集社でのWebコンテンツ作成に携わる。1日の半分以上は食べ物のことを考えている。