ディレクターアカデミーを経て、誰よりもユーザーに寄り添えるUXデザイナーへ!

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内藤 樹佐
商品開発本部 dip Robotics UX・PdM課 UXデザイナー  ▼詳細

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dip people編集部
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入社して間もなく半年になる内藤は、もともとマーケターとして仕事をしていたところ、ディップのディレクターアカデミーを経てUXデザイナーへ転身しました。ディップの別チームには、なんとお兄さんも在籍しており、現在ご兄妹で勤務されているとのこと!表向きはクールな印象の内藤ですが、彼女が持つユーザーへの熱い想いに迫ります!

マーケターから、ユーザーに寄り添うUXデザイナーへ

―― dip Robotics UX・PdM課にジョインしたきっかけを教えてください。

前職は、ヘルスケア領域のスタートアップ会社でマーケターをしていました。
新卒でジョインして1年半ほど働き、マーケティングだけじゃなくデザインやプロジェクトマネージャーなど、幅広く経験させていただきました。

もともと、自分の軸として『ユーザーに寄り添ったプロダクトを作りたい、届けたい』という想いがありましたが、マーケティングの仕事をしていく中で、売り上げに囚われすぎて『自分がやっていることは本当にユーザーファーストなのか?』と疑問を抱き始め、UXデザイナーへの転職を考え始めました。

―― お兄さんもディップに勤務されているとお聞きしました!ディップに入社されたきっかけはお兄さんからのお話などもあったんですか?

転職先の企業として『UXに力をいれていること』を重視していたので、実際にdip Startup S.W.A.T課で働いている兄に相談したんです。そこでディップのディレクターアカデミーを教えてもらい、応募したのがきっかけです。

受講前にdip Robotics UX・PdM課 課長の西野、プロダクトマネージャーの小林と面談する機会があり、ディップへ転職したい気持ちが強くなりました。

―― ディレクターアカデミーについて教えてください!

私はWeb講座を受けていました。受講には費用はかかりません!無料です!
受講するにあたって選考はありますが、課題があってそれに合格するとインターンに進めます。

Web講座は基本的に1人で進めていきます。担当とミーティングなどもありますが、インターン後は入るプロジェクトによって担当が変わります!

Webディレクターになりたいけど実務未経験でなれないと思っている人、IT業界に興味あるけどなかなか踏み出せずにいる人にディップのディレクターアカデミーをぜひ勧めたいです。

実務経験の有無が採用条件として出されることが多いんですけど、実際に学べる場所がないのが現状です。それを現場で学べるのはとても良い環境だと思います。

WEBディレクター・UXデザイナーに興味がある、挑戦してみたい方、ぜひ応募してみてくださいね!

―― 前職では幅広い業務を経験されたそうですが、その中でもUXデザイナーを志したきっかけはありましたか?

UXデザイナーになりたいと考えたのは、前職での失敗も大きいです。

企画側で思いついたプロダクトを開発しリリースしたけど、ニーズがなくてユーザーに全く使われなかったということがありました。『本当に困っていることは何か?何を必要としているのか?』を見極められたら、ユーザーに寄り添ったものを作れて、無駄な開発費用を防げたのではないかと思いました。

それに加え、前職ではまだUXをやりこむフェーズではなかったことと、サービスの内容的に満足のいくユーザーインタビューができませんでした。ユーザーの課題感が見えず、仮説も立てられず、使われない機能がサービスとしてリリースされたり…。

私はユーザーにとって本当に必要なものを実装して、より良い形にしていく仕事がしたかったのでUXデザイナーに転職することを決めました。

改めて痛感したインタビューの大切さ

―― 現在の仕事内容について教えてください。

UXリサーチと、ディップの「レコリン」のディレクションをしています。

UXリサーチでは、社内の営業が本当に困っていることは何か?どんなことを必要としているのか?それらを明らかにするために業務に取り組んでいて、「レコリン」のディレクションでは、営業が困っていることから解決策を企画しています。

最近では『どうして営業が月末に接触できずにお客さんが残ってしまうのか?』をリサーチしに行ったことが印象に残っています。

いくつか仮説を考えましたが、インタビューしてみるとレコリンのちょっとした手間が原因だったことがわかりました。
企画側の考えだけではわからなかった、インタビューの重要さを改めて痛感した企画でしたね。

―― 現在の業務で価値ある仕事をするためにどのようなことを意識していますか?

営業に寄り添うことを一番大事にしています。
何が一番の困りごとで、それをどう解決・改善すれば仕事しやすくなるのかを第一に考えていますね。
誰よりも営業を理解できているUXデザイナーになりたいです。

ユーザーの本音を聞き出せた時が一番嬉しい

―― 業務で実際に直面した課題、それをどう乗り越えたか、どんなところにやりがいを感じるかなどをお書きください。

入社してまだ間もないので、まだリリースには至っておらずリサーチの印象が強くなりますが、営業の本音を聞き出せた時が一番嬉しいし、やりがいを感じます。

リサーチしてもユーザーのペインを聞き出せず、使ってもらえない機能を開発してしまうことってよくあると思います。

そこを無くすのが私の仕事だと思うので、営業の気持ちを誰よりも理解するために、自分も実際に同じツールを使用したり、行動をしたりしてます。

『この人のために』と想う存在ができた

―― 現在の業務で印象に残っていることはありますか?

1人の営業に、1ヶ月間密着させていただいたのがすごく印象に残っています。
社内のミーティングやお客様との商談にも同行させていただいて、営業というお仕事に対してとても理解が深まった1ヶ月でした。

『この人(営業)のためになんとかできないか』という想いが増していき、そんな存在ができたことも大きかったです。

密着していく中で、日々率直な意見をいただけて、リアルな現場の状況が把握できましたし、より本質的な課題に近づけたと感じています。とても貴重な経験でした。

―― 今後どんな組織にしていきたいですか?

個人としては、誰よりも営業に寄り添えるUXデザイナーになりたいです。

組織としては、自分にはない引き出しをもっているメンバーを尊重し、その意見に真剣に耳を傾けることで、自分の中の情報量や判断材料を増やして、さらにチームで良いものを作り上げたいと思っています。

―― 読者の方々へ、メッセージをお願いします!

ディップに転職して本当によかったと思っています。
当時は反対されることもありましたが、結果としてよかったです。自分のやりたいことをやって、生きていきましょう!

ユーザーのために何かしたい・役に立ちたいという考えがあった自分にとって、UXに力を入れているディップとはすごくマッチしていました。UXに興味がある人、お待ちしてます〜!

―― ありがとうございました!

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内藤 樹佐

商品開発本部 dip Robotics UX・PdM課 UXデザイナー  2022年9月入社、UXリサーチ、ディップの営業支援システム「レコリン」のディレクションを担当。

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dip people編集部

『dip people』の企画・運用・制作を行い、ディップの情報を社外へ発信しています。