【メディアプロデュース】で、【求職者と仕事の出会い】を変える。それが私の【passion】。

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篠原 璃沙
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dip people編集部
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メディア編集部で働く、篠原 璃沙(シノハラ リサ)さんに、入社動機、現在の仕事、目指す未来についてお話いただきました。

学生時代のアイドル活動が、メディアプロデュースの原点に

私が大学院で研究していたのは燃焼工学。周りの友人たちはプラント設計や化粧品開発などの道に就職していきましたが、私は大学院の研究を通してひとりで黙々と作業する仕事は自分に向いていないと考えるようになり、別の道を模索することにしました。

実は、私が学生時代に一番夢中になっていたのはアイドル活動でした。所属していたアイドルグループではプロデュースも自分たちで行っており、私は広報やグッズ制作を担当していました。そうした活動のなかで、他の人とコミュニケーションを取りながらなにかをつくっていくことや見せ方を考えることにおもしろさを感じ、仕事でも同じように“プロデュース”をしていきたいと思うようになったのです。

もうひとつ仕事選びで重視したのは、「誰と働くか」です。どのような仕事をするかも大切ですが、どのような目標を持っている上司や先輩、同僚と一緒に働いていくかもとても重要だと考えています。ディップの面談で出会った先輩たちは人柄が魅力的で、私の学生時代の活動についても親身に耳を傾けてくれました。そうした先輩の存在もディップへ入社する決め手になりましたね。

学びと刺激に溢れた5年間

最初の配属はコンテンツ企画課でした。バイトルの「ドリームバイト」を担当し、人気アイドルグループが出演するテレビ番組の収録や、著名アーティストのコンサート運営をサポートするアルバイトの企画を担当していました。

そして、3年目にメディア編集部へ異動が決まり、まずははたらこねっとのグロースハック担当となりました。グロースハックとは、データ分析や実験的な施策によってサービスを成長させるマーケティングのこと。具体的な施策としては、ユーザーが目にするフロント画面の改善に取り組み、例えば「ボタンの色を変えたらどうなるか?」など、さまざまなABテストを繰り返してUI/UXの改善を進めました。

そして、4年目からはバイトルのUI/UX改善の担当に。また、AIを活用してチャットボットを構築するチームの業務も兼任するようになりました。機械学習にはそれまでまったく触れてこなかったので基礎知識が足りておらず、当初はチームのメンバーの話す会話に付いていく事が出来ませんでした。ただ、AIの基礎を学べるG検定を受験したり、先にプロジェクトに参加していたメンバーに個人的に指導してもらったりして半年くらい猛勉強を続け、なんとか業務に必要な知識を習得できました。もともと勉強するのは好きなので、そうした過程も楽しむことができました。

入社5年目となった今は管理職となり、プレイングマネジャーとしてチームのマネジメントも担っています。実はリーダーの役割を担うのは人生で初めて。アイドル活動をしていたときもリーダーを支える立場だったので、「私にできるのだろうか」と管理職への昇格には戸惑いもありました。しかし、ちょうど管理職試験に挑戦しないかと声をかけていただいたタイミングで、20〜30代の女性の9割が「管理職になりたくない」と思っているという調査結果が紹介された記事を見ました。女性の多くが避けている管理職になれば希少性の高い経験ができると考え、管理職へのチャレンジを決心しました

「なかったはず」の求職者と仕事の出会いをつくる

バイトルの課題を見つけ、改善し、ユーザー(求職者)が仕事を探しやすいサイトを追及するのが私たちの使命です。日々試行錯誤を繰り返しており、例えばABテストは月に5〜6本実施しています。それだけの数のテストを実行するには、チームのメンバー全員が自分で課題を見つけ、ひとりでテストを回していける力を備えていなければなりません。そのため、それぞれのメンバーに対して地道に、そして丁寧にフィードバックを行い、全員が一定以上のレベルでテストを進められる体制を構築しています。

そうしたチームづくりを行った結果、駅名でカンタン検索ができる機能の追加など、メンバーが実施したテストから大きな成果に結びついた事例も生まれています。私たちの施策は、それを実施した結果どれだけ応募数が増加したかが具体的な数字でわかるので、想定していた通りの結果がデータで出てきたときには大変嬉しいです。施策によって応募数が増えたということは、「求職者と仕事の出会いを新たに生み出せたこと」を意味します。求職者への貢献を強く実感できるのが、この仕事の大きなやりがいのひとつです。

ディップでなら、活躍次第で20代で管理職になれる

私は20代でマネジャーとなりましたし、私よりも年下の同期もすでに管理職になっています。ディップくらいの規模の企業で20代が管理職になっているという事例は、私の周りでは聞いたことがありません。このことからも、若手にも裁量を与えてもらえる会社であるのは間違いないと思います。また、一人ひとりが大きな熱量を持って仕事に取り組み、お互いに支え合う素敵な企業風土があります。

私が新人だったころを振り返っても、自由に提案をさせてもらえただけでなく、可能性のある提案に関しては上司や先輩が背中を押してくれました。「ドリームバイト」の企画も年間予算が1億を越えるプロジェクトだったので、「新人にこんなに大きな予算を任せていいの?」と驚いたのをよく覚えています。そうした積極的に仕事を任せていくディップの企業風土を守り続けていきたいと私は思っています。管理職として心理的安全性の高いチームづくりを進め、メンバーが安心して挑戦できる環境を整えていきたいです。

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篠原 璃沙

商品開発本部 メディアプロデュース統括部 メディア編集部 バイトル課

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『dip people』の企画・運用・制作を行い、ディップの情報を社外へ発信しています。