ディップのフロントエンドエンジニアの仕事内容、スケジュール、開発環境について密着取材!
フロントエンドエンジニアとして、フリーランス・派遣など様々な働き方を経てきた佐藤さん。2021年1月、ディップに中途入社した彼女に、現在の仕事内容や1日の流れ、転職理由、ディップの魅力などを聞きました。
仕事内容
2021年1月にシステム開発部フロントエンド課(UX課 兼務)にマネジャーとして中途入社し、「はたらこねっと」に関わるスケルトン作成・管理をしています。スケルトンというのは、HTML、Javascript(jQuery)、CSS(Sass)などで作成した静的ページのテンプレートのことです。スケルトンを作成する一連の流れとしては、まずはサイトの企画を担当しているメディアプロデュース部門(以下MP)が新機能の追加、コンバージョンUPのための施策などを考え、それが実現可能かどうかをサーバーサイド側が検討します。そこでOKとなったものについて、私たちがスケルトンを作成するという段取りです。スケルトンを作成後、MPに提出し、OKが出たらテストサーバーに反映、リリースとなります。ただ指示どおりに作るだけではなく、MPが作成したカンプに対してUX面での提案も行っており、例えばメルマガの配信停止ボタンがパッと分かりづらい色だった場合、「退会ボタンと似たような色のボタンにしたらどうか?」などの提案も行います。また、チームリーダーとしてチームの新卒の育成も行っており、問題が発生した際に解決することができるように導くこともしています。
1日のスケジュール
9:30~ 出勤、Slack確認、企画・開発との情報共有MTG
出勤後は、Slackを確認。その後オンラインでMPと情報共有MTGを行います。MPからは、はたらこねっとに関わるメンバー全員、システム開発部からはリーダー職のみが参加します。システム開発部から進行中の全チケットの進捗や遅延状況などの共有が行われ、MPからは共有事項についての質問や確認がされています。
11:00~ フロントエンド課の朝会
お昼前にチームの朝会が行われます。メンバーの体調確認はもちろん、ちょっとした雑談も交わされます。
13:30~ 企画・開発からの連絡対応、案件割り振り
企画・開発部門との窓口として、スケルトンに関わる依頼案件の確認や対応をしています。足りない情報の確認などのやり取りを行った上でメンバーにタスクを振っています。案件が少ない日は、自らのタスク作業を進めていきます。
15:00~ はたらこねっとのフロントエンドチームでの共有MTG
はたらこねっとに関わっているフロントエンドのメンバーで、タスク共有会を行っています。主にリーダーの佐藤から課長の大場に新規案件や進行中の案件を共有する場になっていますが、後半はメンバー同士でナレッジの共有を行っています。作業環境の機能を改善したり新しく追加したりする場合も、この時間に簡単なパワポ資料を用いて使い方をレクチャーをしています。
17:00~ カジュアル面談、レビュー記入
求職者の方と、選考前に情報交換を行う場として「カジュアル面談」を実施しています。働き方や会社の雰囲気についての質問に答えるのはもちろん、ざっくばらんな会話が交わされています。面談後は、求職者のレビューを記入し終了します。
18:00~ Slack・連絡確認
Slackや連絡などは、定時前に来ることが多いのでその確認・回答をしています。やりとりを終えた後に、退社します。
開発環境
PC:MacBook Pro
使用言語:HTML・JavaScript・CSS・PHP
チャットツール:Slack
Web会議ツール:Zoom・Google Meet
エディタ:BBEdit・秀丸
プロジェクト管理ツール:Backlog・GitHub
クラウドサービス:Box・Adobe Creative Cloud
仕事のやりがいや醍醐味
30代からずっとフリーランスのフロントエンドエンジニアとして働いてきましたが、長い間「納期までに作って終わり」というスタイルだったため、自分が携わった施策がどうなったのかがわからないことも多かったです。そのため転職先を探す際は、長い目で自社コンテンツに携われることを第一条件としていました。ディップに入社してからは、携わった施策が半年後に結果が出ることもあり、当初の目論見通り長い目でサイトの成長に携われていると感じます。また、MP・システム開発部が一緒になってやっていこうというスタンスのため、UX面でフロントエンド側から改善案が提案できるということにも、やりがいを感じています。仕事の進め方に関しても、ディップでは他部署と連携をとりながらチームとして仕事ができるのが楽しいです。
転職理由とディップの魅力
課長の大場さんをはじめ、面接をしてくださった方々の雰囲気が良くそれが入社の決め手になりました。大場さんは会話をせかさず、じっくりと話を聞いてくれる穏やかな方。「緊張しなくていいよ!」と緊張をほどいてくださる方もいました。また、入社する前に人事から「ウェルカムボックス」のようなものが送られてきて、中にはディップに関連する書籍や過去3年分の社員総会のDVDなどが入っていたのですが、社長をはじめとした経営陣が社員に語りかけるように話しているのが印象的でした。「この人たちが作っている会社だったら」と信頼ができましたね。フロントエンド課・UX課のメンバーたちもとても寛容で、たとえ誰かがミスをしたとしても、責めたりする人は誰一人いません。一見当たり前のことのように思えますが、こういった「寛容さ」が部全体に浸透しているのは、ディップの良さだと思います。
仕事終わりや休日の過ごし方
もともとインドアで過ごすことが好きなので、映画を観たり本を読んだりゲームをしたりがよくあるパターンです。以前は週末にバイオリンのレッスンを受けていましたが、最近はよく友人と出かけています。気ままに自分なりの休日を、満喫しています。
よく利用している会社の制度
エンジニア個人に年間10万円までの支援を行う「サポート10」を利用してMacBook Proの冷却台を購入したことがあります。今はテレワークなので中々機会がないのですが、今後は本社の「マッサージルーム」も利用していきたいです。
求職者へのメッセージ、アドバイス
ディップは、とにかく人がいいです。仕事をする上で「何をやるか」はもちろん大事ですが、私はそれ以上に「誰と働くか」も大事だと感じています。人間関係に気を取られずに、やりたい仕事に集中できるこの環境は、本当に恵まれていると思います。CTOの豊濱さんもシステム開発のメンバーもとてもフランクで、この人たちとなら私も一緒に頑張っていきたいと、会社に対しても愛着がわいていきました。組織の中でやっていけるのか不安に感じているフロントエンドエンジニアの方がいらっしゃったら、安心して飛び込んできてほしいと、自信を持って言えます。