選考を通して感じたディップのオープンさ。ここなら「等身大」で活躍できると思った。【ディップ21卒内定者・営業職編】
ディップの内定者は、何を思い、どんな軸でディップへの入社を決めたのか。今回は人材サービス事業にて営業職に内定している井上日南子さんに、大学生活のことやディップを選んだ理由など、オンライン取材で聞いてみました。
アフリカで感じた国際協力の限界。まずは自分のビジネス力を付けたいと思った。
高橋:井上さんは学生時代(というか今も学生ですが…)どんなことをやられてきたんですか?
井上:幼いころから興味があった国際協力の現場に立ってみたいと思い、バックパッカーで世界一周をしました。世界一周は小さいころからの夢だったのですが、就活が始まったら忙しくなるし、社会人になったらもっと休みが取れなくなるなと思い、「行くなら今しかないな」と思って。1年生を終えたタイミングで1年間休学し、いろんなところをまわりながらボランティア活動をしたり、現地の方と交流を深めていきました。あとはバックパッカーとは別にカザフスタンで留学もしていました。
高橋:すごく活動的ですね。なぜ海外や国際協力に興味を持たれたんですか?
井上:原体験は、小学校のときに行ったタイ旅行です。タイの北部にある山岳少数民族の方々にお会いしたのですが、そこでは国籍がなく学校に行けない、医療を受けられないなどの問題が起きていました。それを知ったときに、「私はいろんなことができる環境にいるんだな」「日本人の私だからこそできることは何かないのかな」と思ったんです。
高橋:なるほど。であれば、なぜディップに?
井上:高校生のころから国際協力のNPO、NGOで働きたい、世界の人を助けたいなと思っていたのですが、世界一周でアフリカでボランティアをしていた際に、ここはずっと国際協力の現場になっているはずなのに、現実はなかなか変わっていないんだなということを目の当たりにして。今までにたくさんのお金がつぎ込まれてきたはずなのに、そのお金が子どもたちのために使われていなかったり。そこで考えが変わったんです。
一方で、中国の企業などはアフリカに事業進出し、それによってアフリカの人たちが内側から元気になっているという様子も感じ取れました。国際協力って「助けている人」「助けられている人」という関係で成り立っていると思うのですが、ビジネスの場合、「外から助ける」のではなくその国の「中の人たち」が儲けてやろう、今日いいことをしようと元気になっていくんです。その様子を見たときに、すごくビジネスの可能性を感じました。正直、それまではビジネスなんて単なるお金儲けだと、あまりいいイメージを持っていなかったのですが(笑)いやそうじゃない、ビジネスの力ってすごいんだと感じました。
高橋:なるほど。
井上:でもじゃあ「今の私に何ができるんだろう?」と考えたときに、私にはまだビジネスで何かを起こせる力がないな、スキルも考え方も身についていないなと気づきました。そこから、まずは自分が成長し、ビジネス的観点で課題解決のできる人になりたいと思ったのがきっかけです。
選考を通して感じたオープンさ。自分を「等身大」で評価してくれたディップ。
高橋:たくさんの企業がある中で、どのようなきっかけでディップに?
井上:まず、今の自分でもできそうで、さらに興味があったのが「人と関わる」仕事でした。そこから人材業界、IT業界、広告業界などで探していて、ディップに出会いました。
高橋:選考を通して、ディップの印象はどうでしたか?
井上:面接官の方が、学生である私たち一人ひとりに対してすごく真摯に向き合ってくれている感じがしました。すこし抽象的な言い方になってしまうのですが、他社の選考では自分の言葉が相手に通じているのか不安な場面が多かったんです。でもディップの場合は、自分の言葉が人事や社員の方にちゃんと伝わっているな、という感覚がありました。
高橋:それは具体的にはどういうことなんでしょう?
井上:たとえば他社の場合、面接で私が何かを話しても、そのほんの一部だけを切り取って「あなたのこの経験とウチの会社とはここが合いますね」みたいに説明されることが多かったのですが、私からすると「いやそこだけじゃないんだよな。私を等身大で評価してほしいのにな」みたいな(笑)
一方、ディップは「私のすべて」というとすこし大袈裟かもしれませんが、今までの経験、考え、やりたいこと、すべてをちゃんと受け止めてくれた上でアドバイスやフィードバックをくださった気がして、それがすごくうれしかったです。他にもディップの選考を受けている学生はたくさんいると思うのですが、「ちゃんと私のことを見てくれているな」「これは私だけに向けた言葉だな」と感じましたね。
高橋:他には何かありますか?
井上:選考に関して「オープンさ」をすごく感じましたね。たとえば就活中の学生だと、口コミサイトやネット上のウワサを調べて、それと企業の人が言っていることを比べたりすると思うのですが、ディップの場合はそこに差がなかったので安心しました。
先輩社員との面談の際も、「ここは人事に関係ないからなんでも聞いて」みたいな形でオープンに話してくださって。ひとつ覚えてるのが、会社で使っているメッセージアプリのトーク画面を見せてくださった先輩社員がいて。「営業チームの中で、辛いときどういう風に立ち直ってるんですか?」と聞いたら、その先輩の「ぜんぜんダメでした」というメッセージアプリでの報告に対して「次また頑張ろうよ」「まだまだいけるよ」という感じで上司や先輩の方がたくさん返信をされていて。「こういうときにちゃんと落ち込んでいいんだな」「こういう人たちがこんな風に励ましてくれるんだ」という様子が具体的に想像できて、すごく安心できました。
あとは選考を通して仕事の大変さもちゃんと教えてくれました。「たくさんテレアポして、でもぜんぜんダメで落ち込んで、成果を出すのは大変で」など、良いことだけじゃなく、大変なところ、リアルなところも織り交ぜながら話してくださったのがとても良かったなと思います。
ベテラン社員と接して感じた、サービスへの熱、想い。
井上:あと、すごく覚えているのが、大阪の部長の方と面接したときなのですが。その方は2004年に入社され、難波オフィスの立ち上げにも関わられたというベテランの方でした。実はそれまで、ディップって若い人がバリバリ活躍している、キラキラした会社なのかなというイメージを持っていたのですが(笑)、その方はまだバイトルの知名度が低いころからサービスに携わられていて、自分が関わった事業、関わってきたサービスについてとても熱く語ってくださり、すごく誇りを持たれているんだなと感じました。「当時は親戚にも知られていなかったバイトルが、今ではたくさんの人に使われて、CMもたくさんやって、知名度も上がって、みんなに知られている、認めてもらえたような気分になってすごくうれしかった」というお話もされていました。
それを聞いて、それだけ熱中できるものがディップにはあるんだなと感じたのと、ディップって若くて勢いのある会社というだけでなく、しっかりと会社の基礎、歴史、それを支えてきた人たちの想いがあるんだなと感じ、いい意味でディップのイメージが変わりましたね。
気になることは、何でも聞いたほうがいい。
高橋:他にもいろんな会社がある中で、最終的にディップを選んだいちばんの決め手は何でしたか?
井上:リクルーターとしてついてくださった人事の守屋さんとお話していく中で、ホントに自分のことをいっぱいさらけ出したし、その上で「井上さんだったらできると思う」「一緒に働きたい」と「期待」の言葉をかけていただけたのがすごく大きかったですね。
実は、内定を受ける前に、ちょっと迷っていた時期がありました。そのときに、新卒採用チームの室長である片沼さんと、守屋さん、さらに守屋さんが紹介してくださった現場の営業の方と4人でオンライン飲みをしたことがあるんです(笑)私としては、こんなイチ学生のために時間を割いて、一緒に働きたいと言っていただけたことはすごくうれしかったし、ここまでしてもらったからには期待に応えたいという想いを持てました。そして「ここだったら活躍できるかも」とも思えました。もっと大きな会社に行くと自分がコマのようになってしまうのではないかという不安もあったのですが、「井上さんだから来てほしい」「井上さんのこういうところを活かしてほしい」と言ってもらえて、ホントに自分のことを見てくれている感じがしましたね。
高橋:これから就活を進める22卒の学生の方に向けて、何かメッセージはありますか?
井上:仕事選びって、やっぱり学生にとって自分の人生を左右する大事な選択だと思うんです。だから自分のホンネをちゃんと伝えたほうがいい、気になることはどんな小さなことでも聞いたほうがいいと思う。自分の考えを伝えることは大切だと思うし、ディップはそういうことを受け止めてくれる会社だと思うから。
就活だと「会社の方針」などを聞くことも多いと思いますが、もっと自分に関わるところ、気になるところ、本当に聞きたいことを聞けばいいと思います。例えばふだんどういうスケジュールで働いてるのか、社内の誰とごはん食べているのか、落ち込んだときには誰にどんな相談をしているか、とか。そんな些細なことでも、ディップの人たちならちゃんと答えてくれると思います。