広告を通して誰かの代弁者になる。23卒内定者が思い描く広告制作職とは

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清水奈菜子
商品開発本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 23卒内定者 ▼詳細

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dip people編集部
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今回インタビューしたのは、広告制作職の23卒内定者で、現在は採用チームでインターンとして活躍する清水さん。どのような考えや経験が彼女の「ディップで働く」という決断に影響したのか迫ります!

自分の興味をヒントに様々な選択をしてきた学生時代

西村:まず簡単な自己紹介をお願いします。

清水:青山学院大学4年の清水奈菜子です。大学では英米文学を専攻し、18世紀から20世紀のアメリカ小説の精読を通じた社会課題の考察などを行なっていました。ディップに内定をいただいたあと、去年の夏頃から商品開発本部の採用チームでインターンを始めて、現在は就活生向けのイベントの企画や採用オウンドメディアの記事作成に携わっています。好きなことはNetflix鑑賞とご飯屋さん開拓です。

西村:どうして内定者インターンを始められたんですか?

清水人事の田中さんに声をかけてもらったのがきっかけです。採用という活動に携わり会社の理念や業務内容への理解を深めることで、より広い視点を持って4月からの仕事をスタートできるのではないかと思い始めました。

西村:大学ではどのような学生生活を送ってきたのですか?

清水小さい時から「海外」に漠然とした興味があり、英語を話したり読み書きするのも好きだったので、文学部英米文学科に入学しました。学生生活の中で特に印象に残っている活動は2つあります。1つ目は大学1年生の春に参加したスウェーデンでのインターンシップです現地では2ヶ月間スクールアシスタントとしてストックホルム市内の小学校に勤務し、主な業務として先生のサポートをしたり、親御さんが迎えに来るまで子どもの面倒を見たりしていました。2つ目は、大学2年生頃からスタートしたウェブメディアでの長期インターンです女性向けのキュレーションサイトで、記事の企画出しからライティング、画像編集というところを一気通貫で行なっていました。

西村:印象に残っている2つの活動で、大変だったことはありますか?

清水:1つ目のスクールアシスタントでは言語の壁に苦戦しました。北欧は英語が通じるという情報を得て現地に向かったのですが、実際英語が話せない子も多く、コミュニケーションが思うように取れない状況でした。そこで、毎日勤務前にYouTubeや単語本でスウェーデン語を予習し、生徒とのコミュニケーションで実践、勤務後に復習というサイクルを繰り返すことで、最終的にはお互いに言語を教え合うくらいスムーズにコミュニケーションが取れるようになり、生徒との絆を深めることができました。
2つ目のメディアでの長期インターンでは、記事のPV数が伸び悩んだ時期が辛かったですね。最初は自分の集めた情報を一方的に読者に伝えるような記事になっており、なかなかPV数が伸びなくなってしまって。そこから読者の視点に立って、需要を考えた記事作成を心がけるようにしたら、読書の反応やPV数にも反映されていきました。この経験からは、「伝える」ではなくて「伝わる」という視点を持つことの大切さを学びました。

紆余曲折してたどり着いた「制作職」という仕事

西村次は就職活動について聞かせてください。いわゆる就活の軸や働く上で大切にしたいことはありましたか?

清水「人にとって本当に価値ある情報との出会いを生み出せるような仕事に携わりたい」という軸をメインに就職活動をしていました。私自身、自分の成長のために日々情報収集をしたり、ウェブライターとして情報を発信する立場に携わった経験から、情報が溢れる現代社会では、個人が持つ可能性を引き出す情報や得るべき情報が埋もれてしまい、見つけ出すことが難しくなってしまうこと、また、そのような情報に出会うまで手間や時間がかかるということに対する強い課題意識を持っていました。また、その人が持っている思いを自分たちが代わりに言語化することによってその人が最短距離で情報にたどり着けると考えました。そのような意識から、「人が持つ潜在的な可能性を引き出すことで社会を活性化させたい」という想いが生まれ、それを実現できるような会社や仕事を探すようになりました。

西村:就職活動から得た学びはありましたか?

清水就職活動を通して学んだことは、自分軸からできることを考える姿勢の大切さです。就職活動中は焦りがあるため、どうしても自分の能力を会社や仕事内容に合わせて考えてしまうことが多くあると思うんです。私もまさにその状態になっていて。ディップの選考を受け始めた当初も、制作の仕事内容に魅力と憧れを感じてはいるものの、クリエイティブの経験やスキルがほとんどない自分が受けていいのかという不安を抱えていました。そのときに面談を担当してくれた人事の田中さんに、「会社や職種に自分を合わせて考えるんじゃなくて、自分の良さから考えることを大切にしてね」という言葉をいただきました。そこから、自分の強みや経験を活かして広告制作のチームで何ができるのか、社会にどんな変化を生み出せるのかを考えるようになり、「自分が仕事を通じて実現したいことは何か」を明確にすることができました。

広告を通じて「仕事」におけるユーザーの可能性を最大化したい

西村:ディップを選んだ最終的な決め手はなんですか?

清水:ディップへ入社を決めた理由は大きく2つあります。1つ目は自分が最短距離で成長できると感じたことです。ディップは職種別採用をしていますよね。私は就職活動の段階でやりたい業務内容が明確になっていたので、自分の携わりたい広告制作という仕事を1年目からスタートすることで、入社直後からスピード感を持って自分の可能性を広げていけると思いました。2つ目は人への向き合い方に魅力を感じたからです。ディップの選考では、他の会社と比べて私の能力やスキルだけではなくて「人となり」も評価してもらえた印象が強くありました。また、私の良さを社会の中でこれからどう発揮していけるのかというところにすごく真剣に向き合ってくれたので、ここでなら自分の可能性を最大限に活かしていけると確信しましたし、自分の良さを見つけるために真剣になってくれるような組織の中で、同じ方向を向いて頑張っていきたいと思い入社を決めました。

西村ディップでこれから成し遂げたいことについて教えてください!

清水:ディップでは求人広告制作を通じてユーザーの可能性を最大化するマッチングを生み出したいと考えています。人生や生き方に大きな影響を与えるバイト選びや仕事選びという局面において、私自身がユーザーの代弁者としてそれぞれの可能性を引き出すことで、「自分ってこんなことができるんだ」とか、「これやってる時の自分好きだな」とかそういったポジティブな思いを持つ人をどんどん増やしていきたいです。一人ひとりが働くことにやりがいを感じ、その先にある「誰かのためを思うエネルギー」で循環していくような社会を作っていけたらなと考えています!

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清水奈菜子

商品開発本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 23卒内定者 商品開発本部採用チームでインターン中。大学時代はWebメディアでのライター業務、編集社でのWebコンテンツ作成に携わる。1日の半分以上は食べ物のことを考えている。

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『dip people』の企画・運用・制作を行い、ディップの情報を社外へ発信しています。