「夢を語らなくなった社会をひっくり返す」ディップ企画職社員が語る【dream・idea・passion】
ディップでは、就活生と会社双方の幸せが実現する採用を行うため、選考において会社の「フィロソフィー」への理解を深めていただくことを大切にしています。中でも、「dip WAY」dream(自らの目標を持ち、実現に向けた努力ができるか)、idea(自ら思考し、新たな価値創造に向き合うことができるか)、passion(自ら熱くなり、仲間とともに高め合うことができるか)は新入社員に求められる素質として重視されています。
今回は、ディップで働く社員が実際にどんな「Dream・Idea・Passion」を掲げて仕事に向き合っているのかをインタビューしました。皆さんの「dip」がどのようなものなのか、イメージを膨らませる際の参考にしてみてください!
「自分らしく暴れられる」と思った|ディップ入社の決め手
清水:本日はよろしくお願いいたします!早速ですが、自己紹介をお願いいたします。
堀川:商品開発本部 dip Startupsの堀川翔と申します。1998年生まれ、兵庫県神戸市で育ち、慶應義塾大学を卒業後、ディップ株式会社に21新卒として入社しました。1年目から新規事業、新商品開発、新卒採用を担っていて、社外ではアパレルブランド経営、クリエイターコミュニティ代表、大阪府門真市のコンサル、ベンチャー企業での責任者、クリエイティブメディアの開発などに携わっています。好きなものは焼き鳥とレモンサワーです!
清水:ディップ入社後のキャリアを教えてください。
堀川:入社1年目はメディアプロデュース職のメディア戦略課にて、コンテンツ企画、UI/UXの改善、SEOライティング、この3つを行っていました。1年目の終盤から「dip Startups」という部署に異動し、新規事業のプロジェクトリーダーを2つ、バイトルの新商品開発のプロジェクトリーダーを2つ、商品開発本部の新卒採用立ち上げからインターン生マネジメントなど、様々な部署を横断したプロジェクトを計6.7つほどやっています。
清水:ディップに入社を決めた理由は何でしたか?
堀川:「自分らしく暴れられる」と思ったからです。というのも、就活時代とにかく行動して数多くの企業と人を見たのですが、日本であればここが一番成長角度とスピードが速いなと感じました。その上で、自分らしさの尊重と前向きな変革が双方実現できると思い、入社を決めました。
清水:具体的にどのようなポイントに魅力を感じたのでしょうか?
堀川:魅力的だなと感じたのは以下の3点です。
1つ目は、会社やサービスの持つ影響力の尖った使い方。ディップはプライム市場東証一部上場企業で、日本社会におけるサービスの影響力も大きい会社です。その一方で、「時給をあげてください」「ワクチンインセンティブ」など賛否両論すら恐れず、社会改善に直結するプロモーション展開やプロダクト開発に全力を注いでいます。このような影響力の使い方の上手さ・斬新さに惹かれました。
2つ目は、圧倒的に柔らかい空気感。
選考を通じて社員同士のコミュニケーション・若者に託す姿勢・柔軟な思考と軌道修正などが見てとれました。就活当時はコロナが直撃した時期だったんですけど、前代未聞の事態であることを感じさせない意思決定の速さと的確さを学生ながらに感じてました。個人的には、選考初期から僕に対して「センスあるから一年目から新規プロダクトや戦略の部署に進んじゃいな」と可能性へ投資してもらったり、最終面接後に「明日から自分の仲間(同期)採用しちゃいな」と機会を譲渡してもらえた場面が実際にあり、嬉しさと驚きを感じたのを覚えています。
3つ目は、変な人が多かったこと(笑)。
僕は変わった人が変わったことをやるからこそ世界は変わるんだと思ってます。それはいつの時代であれ普遍的で、偏愛を追求するマイノリティに対して必ずマジョリティとのわかりあえなさが発生します。ただ、ディップの選考の中で先輩、部長、役員などと何度も話をして、日本では少数派である圧倒的な芯の強さ・変化と挑戦への前向きさを多角的に感じました。具体的には、僕は第二の人生を人材業界で勝負(転職)しに来たんだと教えてくれた部長や、1次面接の時に本気で人材業界の未来を議論し合った執行役員などです。僕は周りの同期に比べて早い段階で内定承諾の意思決定をしたのですが、その時に迷わず最終決断できたのはこういった変わった人の存在があったからですね。
Dream|愚痴に溢れた大人への憤り。夢を語らなくなった社会をひっくり返す。
清水:ディップでの仕事を通じて成し遂げたい目標や叶えたい夢はありますか?
堀川:夢は、「世の中の声と想いを形にし、誰一人取り残すことのない社会を創る」ことです。中でも明確に今見定めている目標は、日本を『わくわく働ける社会』へと転換させること。自分の生まれたこの国が、明日にわくわくして、今の仕事に没頭できているような世界線だったら素敵だなと思っています。内定者時代に宣言していた新規事業をやること、企画と採用の二刀流をやることという自分軸の2つの目標は実現させたので、次は主語を自分より大きなものにフォーカスしていきたいです。
清水:なぜそのような夢を持ったのでしょうか?
堀川:夢を持ったきっかけは、楽しそうに働いていない大人の存在です。大学生になってからより鮮明に感じたのですが、「明日働きたくないな」「今の仕事嫌だな」など愚痴や弱音に溢れた会話が周囲には多くて、「次はこうしたいな」「これ意外な気づきで面白かった」など心が躍るような会話が少ないなと。正直僕は、いつ死ぬかわからない人生でなんでそんなことしてるの?こんなんじゃ若者は社会人も仕事も楽しみになるわけない..という疑問、憤りすら感じていました。ただ、これはその人たちがすべて悪いわけじゃなく、もっとテクノロジーや空気感で変えられることもあるし、変えなきゃいけないこともたくさんあると気づいたんです。昔は楽しそうに夢を語っていた僕らも、いつからか夢を語らなくなったなと思っていて、そんな社会をひっくり返すことが自分たち世代の新たな使命だと思いました。
Idea|『わくわく働ける社会』を叶える、シンプルすぎる3つの武器。
清水:どのようなアイデアで夢を叶えていきたいですか?
堀川:『わくわく働ける社会』を叶えるための手段は大きく3つだと思っています。
1つ目は、”求人広告”を武器に、わくわく働ける仕事・職場を見つけやすくすること。
2つ目は、”DX”を武器に、わくわくしない仕事をデジタルに任せて減らすこと。
3つ目は、”自分の生き方”を武器に、わくわく働ける時代だと再認識してもらうこと。
この中でも特に大事だと思っているのが3つ目です。いずれサービスで夢を叶える地盤ができたとしても、簡単に過去の思い込みや日本人としての感覚をコロッと変えることはできないと思います。だからこそ、人材業界で働いてる一人の大人として、僕自身が「そんな面白いキャリアが存在するんだ」「そんなクレイジーでわくわくする選択肢あるんだ」と魅せられるように本業や副業、プライベートを歩むようにしています。
Passion|挑戦的で騒がしい未来がくるまで、若者らしく尖る。
清水:今後のディップでの仕事に対して、改めて意気込みをお願いいたします!
堀川:若手が挑戦し続けられるよう、尖っていきたいです。尖りとは、強い信念を持った変革だと思っていて、僕はここ数年で『尖っているからこそ壊せる壁』もあれば、『尖っているからこそ守れる人がいる』ということを知りました。ただ、1人でできることに限界はあるので、既存サービスを通して多くの人の「働く」をより良くしたり、新規事業部として世の中の隙間に針を通すような的確なサービスリリースも必要だと思います。
また、自社の若手が挑戦できるような社内変革、キャリア構築、尖った人の採用、時には上司や会社に対して真正面から主張したり、変革提案もやり続ける必要があります。強い信念を持った変革には、私も挑戦してみようかなと思わせるほど、伝播する力があります。いつかは年下の人たちが「私たちが未来を創るんで、そこどいてください」って言ってくるような、挑戦的で騒がしい未来が来たら嬉しいですね。それまでは、僕も公私ともに尖り、思い切った前進を続けていきます。