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「データの力でより大きな価値を生み出したい」様々な職種を経験した私がディップでやっていきたいこと

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豊田晋也
DX事業本部 データストラテジー課 ▼詳細

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dip people編集部
▼詳細

ディップは「バイトル」などの人材サービス、「コボット」などのDXサービスの提供を通し、労働市場における課題を解決し、誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指しています。今回はDX事業本部プロダクト開発部データストラテジー課で働く豊田 晋也(トヨタ シンヤ)さんに、ディップへ転職した理由や今後ディップでやっていきたいことについて伺いました。

人の役に立つ大きなものをコツコツ作り上げるのが好き

服部:氏名と部署名をお願いします。

豊田:DX事業本部 商品企画統括本部 プロダクト開発部データストラテジー課に所属しています、豊田晋也です。

服部:簡単な自己紹介をお願いします。

豊田:愛媛県の片田舎で育ちました。土木建築が好きだったので、橋梁やダム建設に携わる構造設計や測量をバリバリこなす土木エンジニアを目指して大学に進学しました。大学では土木工学を専攻し、将来はヘルメットにスーツ姿で働いている姿を夢見ながら勉強していましたね。実際はIT関連の仕事に携わって十数年が経ち、今やダムや橋の写真を眺めるだけですが(笑)。ディップではDXサービスのデータ分析やデータインフラの構築に携わっていますが、人の役に立つ大きなものをコツコツと作り上げるという意味では、土木に通じるところがあるのかな。

服部土木エンジニアというのはどういったお仕事なんでしょうか?

豊田:橋梁とかダムなどの土木建造物を造るための設計、開発、保守などを担うお仕事です。土木構造物がとても好きなので、耐震性やら耐荷性の計算をして構造設計をしたり測量したり色々やりたかったんですよね。

服部:そこからなぜ IT関連の仕事に就こうと思ったのですか?

豊田:卒業論文で、橋梁に設置されたセンサーを使って、耐久性のモニタリングをテーマにしたのがきっかけでした。当時は実際にセンサーが設置されている現地に行ってデータを取ってくる必要がありましたが、「これって、センサーがネットワークへの接続機能持ってたら一瞬だよなー」と常々考えてました。当時は動画共有サービスが生まれてきていてネットコンテンツは溢れていましたが、こういう所にこそネットの底力があると感じて、自分もその一端を担えないかと思ったのがきっかけです。

服部:豊田さんは転職組ですよね。ディップを知ったきっかけを教えてください。

豊田:エージェント経由でディップが新たにDXサービスを立ち上げたフェーズだと伺いました。データインフラをこれから作っていくタイミングだったので、まだまだ自分が関われる余地がたくさんあると思ったのが選考を受けたきっかけでした。

服部:豊田さんはご自身のことを一言で表すと、どんな人だと思いますか?

豊田:「とにかくやってみる人」です。日々の業務で抱えている課題や悩みは、当事者でないとわからない事情や理由をはらんでいると思います。本当の意味で誰かのためになるシステムを作るには、同じ立場で同じことをまずやってみて、その人を理解するのが一番の近道だと考えています。

服部:プライベートではどんなことをされていますか?

豊田:もっぱら1人でギターを弾いています。そろそろ新しいギターが欲しいです。

さまざまな経験をしたことがいまのモチベーションに繋がっている

服部:これまでのご経歴を教えてください。

豊田:新卒ではプロバイダ事業やネットワーク家電事業を行う企業に入社しました。入社当時はエンジニア志望でしたが、採用時に「君は広報が合ってる!」と言われ、半ば強制的に広報部配属になってしまいました。広報部のメンバーとしてプレスリリースの執筆や社内外のイベントの企画・設営などに携わっていましたね。その後、もう少しキャリアの幅を広げるため、BtoBマーケティングの業務の中でWebページの制作やネット広告の運用などを自前でやったり、パートナーセールスのマーケティングやコミュニケーション全般を担当したりしていました。

服部:たくさんの業種や業界を経験して、ディップのDX事業本部で働こうと思ったきっかけはなんですか?

豊田:前職では新規事業の立ち上げに携わりたいという想いから、広告代理店でテレビとWebのアトリビューション分析サービスを立ち上げました。テレビCMを放映したあと、どれくらいWeb広告の効果(CVRやCTRなど)が向上するか、それによってクライアントの売上がどれくらい向上するかなどを分析し、最適な広告出稿費について提案などを行っていました。その他、広告枠の仕入れ管理の社内システムの構築などにも携わり、その時に少しだけエンジニアとしての仕事に触れるようになったんです。この時の仕事で様々なデータに触れて色々な気づきを得た体験が、ディップにジョインした後にデータストラテジー課を立ち上げたモチベーションになっていますね。

データを使った付加価値を提供していきたい

服部:ディップでの業務内容を教えてください。

豊田:ディップの事業の柱の一つであるDigital Labor Forceを提供するためのDXサービス「コボット」にまつわる様々なデータを社内で視える化して、業務効率を改善したり、データ分析によってサービスの品質向上や売上向上を目指しています。例をあげると、面接コボットの利用を開始されたユーザー企業がきちんと設定を行っているか、1ヶ月でどれだけの面接をコボットを使って実施したかなどがつぶさに分かる形で視える化したり、常連コボットを使って飲食などの店舗を再度利用した方がどれくらい増えているのかを時系列で分析したりといった、サービス上のデータでしかわからない事象をわかりやすい形で社内に提供しています。

服部:働く環境はいかがですか?

豊田一人ひとりの社員の声を常に真摯に聞いて受け止めてくれるところがディップのいいところですね。役職や組織に関らずそういった文化が根づいているところが素晴らしいと思います。開発する環境や新しい技術なども比較的自由に触れる環境にあるため、機械学習やAIなど旬なサービスに触れられるのもポイントが高いと思います。

服部:この先ディップでやっていきたいことを教えてください。

豊田:コボットのサービスから生まれたデータ資産の視える化、分析を社内で終わらせるのではなく、そこから生まれた自分のアイデアを1つのサービスとして創り、世の中に広げたいです。例えば、面接コボットの場合だと、DXによってお客様の業務効率化を進めるだけではなくて、サービスを使うことによって蓄積したデータから応募者の特性や採用につながるような情報をお客様自身で確認できたり、最適な面談時間をおすすめしたりできればいいなと思っています。データを使ったいろいろな便利機能を付加価値として提供できないか日々考えています。

服部:ディップ、そしてその中でもDX事業部はどのような人に合っていると思いますか?

豊田:自律してやりたいことを実現しようと思う気持ちがあれば活躍できると思います。

服部:最後にディップへ就職、転職を考えている方へメッセージをお願いします!

豊田ディップはお互いを尊重して思いやる姿勢が根付いています。自分のアイデアややりたいことを存分に受け入れてくれる土壌がある会社です。私自身もこれまで、なかなか率先して周囲に発信することができなかったことやチャレンジできなかったことがディップで実現しています。これから入社される皆さんも、「これをやりたい」「こんなことができるんじゃないか」という思いを持って入社いただきたいですし、ぜひそれを一緒に実現したいと思います。

服部:ありがとうございました!

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豊田晋也

DX事業本部 データストラテジー課 2021年中途入社。前職までは広報、マーケティング、テレビ通販の分析サービス立上げやIoT関連の新規事業を経験。 データにまつわる業務にどっぷりと浸かりたいという思いから、立ち上がったばかりのデータチームにジョイン。データ分析のディレクションやBIツールの整備、他部署へのレポーティングやデータ活用にまつわる企画推進等を担当。

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dip people編集部

『dip people』の企画・運用・制作を行い、ディップの情報を社外へ発信しています。