【超選抜型3daysインターンシップ】採用コンサルタントの業務フローを全て体験
2024年9月18日~20日の3日間で26卒を対象にした「超選抜型3daysインターンシップ」を開催しました。通過率0.01%、と厳しい選考を通過した選抜学生4名が参加。プログラムの企画者へインタビューしました。
超選抜型3daysインターンシップとは
ディップの営業の一つである採用コンサルタントの最大の特徴は、「新規アプローチ」から「課題ヒアリング・商談」「ユーザーインタビュー」「契約後・採用成功までのフォロー」までの全フローを、1人の営業担当が責任をもって担当をすることです。超選抜型3daysインターンシップとは、採用コンサルタントの全フローを3日間で全て体験する、超実践型、現場体験型のインターンシップです。
現場体験型の3daysインターンシップをなぜ立ち上げたのか
編集部:本インターンシップ企画のいきさつについて教えてください。
亀井:実は、学生向けの営業体験インターンシップはディップ史上初めての取り組みでした。「ディップの採用コンサルタントならではの特徴や魅力」をもっと学生に届けるべきだと思い企画をしました。
編集部:なぜそう思ったのですか?
亀井:理由は2つです。1つ目は、これまでディップではインターンシップをやっていたましたが、あくまで一部分的な体験にとどまってしまっていたこと。ディップの採用コンサルタントは奥深く難度の高い仕事ですが、点での理解になってしまって立体的に魅力を伝えられていないという課題を感じていました。仕事を点ではなく線で捉えることで真の面白さがわかると思っていました。もう一つは「人材業界の営業」を正しく理解している学生さんが少ないと感じていた点です。一言で人材業界と言っても、求人広告、人材派遣、人材紹介など領域が多岐に渡りますが、区別ができていないケースが多い。求人広告の営業ってこういうことなんだ!ということをちゃんと知ってほしいと思いました。
3日間のインターンシップの内容を一挙紹介!
編集部:ここからは実際にプログラムを推進した石田さんに話を伺っていきます。3日間のインターンシップはどんな内容でしたか?
石田:ディップの採用コンサルタントだからこその3つの特徴を体験する以下プログラムを実施しました。
【day1】訪問事前準備・大手クライアントとの商談同行
編集部:day1の狙いについてぜひ教えてください。
石田:day1は、全国展開をする大手クライアントとの商談に同行しました。
この日に伝えたかったことは、【事前準備が8割】ということです。ディップの営業は採用コンサルタントという呼称の通り、課題解決をしていく営業です。そのため事前にこれから訪問する企業について、「会社・事業の特徴は?」「どんな課題が想定されるか?」「どんな内容をヒアリングしたいか?」を徹底的にリサーチしました。
編集部:初日は新規アプローチ(テレアポ)から、ではないんですね。
石田:そうですね。本来の業務はテレアポからですが、自分たちの仕事は誰の何のためになっているのか、をまず肌で体感してもらうことを大切にしたかったので、商談準備・同行プログラムから行いました。
【day2】エリア密着・ユーザーインタビュー
編集部:day2はどんな内容でしたか??
石田:day2は、バイトル掲載中クライアントへのユーザーインタビューに同行しました。
編集部:day1はToB(対企業)、day2はToC(対求職者)という違いがあるんですね。
石田:そうです!ディップはフィロソフィーで【ユーザーファースト】を掲げていて、その仕事はユーザーのためになっているのか?を常に考えながら仕事をしているんです。ユーザーからの仕事探しへの不満の声から創業をしていて、そこから生まれた哲学を今も現場で大切にしているんですよね。
編集部:創業者の想いが今も現場に息づいているのがすごいですね。
石田:ユーザーインタビューは目的ではなく、よりよい採用、ベストマッチに向けた手段ですので、ここで拾った声を次の広告企画・提案に繋げていくことが大切です。なのでDay3は「広告企画・制作」の体験プログラムに繋がっていく設計にしています。
【day3】テレアポ・広告企画
石田:day3では、テレアポの体験と、day1、day2で同行した企業のうち1社の求人広告を企画しました。求人企画において最も大事なことは、求職者と企業の【相思相愛を生み出す】ことです。そのために広告企画の基礎を学び、独自機能である「動画サービス」などを活用しながらターゲット選定、キャッチコピー作成、動画の構成案作成までを行いました。
参加者の声
常に相手ファーストであることが大切だと学んだ。商談においては課題解決のためのアプローチを採用の観点だけで考えるのではなく、経営者目線や従業員目線からも考える必要があり、マーケティングの要素も非常に大きいのだと感じた。また、品質改善のためのユーザーインタビューを行うことで採用のギャップの要因の特定を行うことができるため、無駄なことに見えるかもしれないが、一番重要な部分であると学んだ。
自身がリサーチで出した仮説は、半分ほど机上の空論だったのが驚きました。お客様とのヒアリングを通してみないと、実態を把握できず、本当にお客様のためにならないと感じました。お客様が求めているものの本質はなにか、何の目的をもって採用という課題を乗り越えたいのか、主観と客観両方の視点をもつことが大事だと学びました。
商材を押し売りするのではなく、お客様にとっていい結果を生み出せるように、一緒に課題を解決していくのが本当の営業だと学んだ。そのためにはまず自分がしっかりお客様を知りにいく姿勢が大事で、サービスや改善策に絶対的な正解がない分、営業一人ひとりの判断一つで大きく結果が変わる点に難しさや面白さを感じた。
求人広告を設計する際に必要な要素「な・み・し(※)」の大切さを学びました。ターゲットを戦略的に選定した上で、いかに魅力を伝え、証拠を出せるかを考える面白さと難しさを感じました。(※)な・み・しとは、「ターゲットが見えるか(名指し)、魅力がわかるか(魅力)、証拠があるか(証拠)」の略称で、いい広告に共通する重要な要素です。
就活生へメッセージ
亀井:採用コンサルタントはモノを売るのではなく、課題解決をし理想を実現する、だからこそ「事前準備」がとても大事。そして、相思相愛の実現のために、「ユーザーインタビュー」「広告企画」まで責任をもって行っていく仕事です。縦割りではなく川上から川下まで全てを担当していくからこそ、「他社貢献の実感」を得られやすいですし、同時に「自分の力で稼ぐ力」を身に着けることにもなります。
石田:27新卒採用においても本インターンシップをバージョンアップしていく予定ですので、ぜひより多くの学生に当社の採用コンサルタントを体感してもらえたらと考えております。また26新卒採用は現在エントリーを開始しています。ぜひ少しでも興味を持っていただけた方は以下よりエントリーいただけたら嬉しいです。