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「ベストな意思決定をしてほしい」その想いから生まれた新卒採用イベント『ゲストトークセッション』について、企画責任者に聞いてみた。

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小西 美紅
人事総務本部 採用戦略推進室 新卒チーム リーダー ▼詳細

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小林 宥太
商品開発本部 dip.S.W.A.T S.W.A.T課 採用担当 ▼詳細

ディップの新卒採用で大事にしているのは、ブランドステートメントとしても掲げられている「One to One Satisfaction」。会社のことをオープンに伝え、就活生がリアルな情報を元に、納得のいく意思決定ができるような場を用意しています。その中でも、参加学生さんから高い満足度を誇るのが『ゲストトークセッション』。企画責任者である採用戦略推進室の小西 美紅(コニシ ミク)さんに、ゲストトークセッション実施に至るまでの背景や、学生さんが本イベントに参加するメリットを教えてもらいました。

「学生さんのために」から生まれた『ゲストトークセッション』

小林:新卒採用イベントの一つとして、『ゲストトークセッション』という場があると聞きました。どんなイベントで、なぜ始めたのですか?

小西:ゲストトークセッションは、様々な立場の社員をゲストとして呼び、学生さんの質問にNGなしで直接お答えするイベントです。「学生さんに、気軽にディップのリアルを知ってもらいたい」という想いから始めました。会社のことを知りたくても、会社説明会や面接では本当に知りたいことを質問できない場面も多いですよね。そこで、選考には全く関係なく、本当に学生さんが知りたいことを知れる場をつくり、ディップに入社することが一人ひとりにとって良い選択となるかを考えていただける機会にしたく、本イベントを開催することになりました。

小林:学生さんが安心して知りたいことを知れる場なんですね。

小西:おかげさまで、24新卒向けのゲストトークセッションでは、2,500名以上の学生さんに参加していただきました!

小林:「ゲストトークセッション」という名前ですが、毎回違った社員が登壇しているのですか?

小西:はい。24卒採用では最終選考官や営業現場の管理職、通期表彰を受賞したメンバー、内定者など、計38名のゲストにご登壇いただきました。代表取締役COOである志立さんにもご登壇いただき、志立さんが思うディップの魅力や強み、企業を選ぶうえで大事にしてほしいことなど、経営者視点でお話しいただいたこともあります!

小林:それだけ多くの社員に協力いただけたことはすごいですね。小西さんのゲストトークセッションにかける想いが伝わってきます。

小西:ディップに入社してくれたあと、「思っていたのと違う!」とギャップを感じてほしくないなと思っていて。

小林:どこの企業も、自社のことを良く見せがちですよね…。

小西:そうなんです。イベントでは毎回、冒頭に私からアナウンスさせていただく場があるのですが、そこでいつも就活や企業選びを山登りに例えて話をさせていただいています。「山の頂上(いいところ)だけじゃなくて山登りの過程(大変なこと)も知り、それでもディップで頑張りたいと思ってくれる学生と働きたいです」と。この気持ちが、そのままイベント運営に反映されていると思います。

「社風をありのまま感じられた」収穫の多い座談会

小林:ゲストトークセッションでは具体的にどのような話が聞けるのでしょうか?

小西:学生さんからの質問にはNGなしでお答えするので、知りたいことは全部聞くことができます!直接ゲストに質問ができる座談会に入る前には、聞きにくいこと(=本当に知りたいこと)を聞いてねと念を押したうえで、座談会をスタートしています。

小林:私が参加学生だったら、「最終選考でどんなことを聞かれますか?」と聞いてしまうかもしれません(笑)。

小西:もちろん構いません!実際に最終選考官がゲストとして登壇いただいた際は、そのような質問をしてくれた学生がいました!ゲストも赤裸々に答えてくれていましたよ。

実際のトークセッションの様子(ゲスト:営業職 最終選考官を務める田代)

小林:何でも答えてくれるとなると、たくさん質問したいという学生さんも多いと思うのですが、時間も限られている中ですべての質問に答えるのは難しそうですね。

小西:確かに1回の開催時間(1時間半)の中で、すべての質問に答えることは難しいので、毎回延長戦を行っていました。

小林:延長戦ですか?

小西:イベント終了後、まだ質問したいという学生さんだけ残ってもらい、毎回30分くらい延長して聞ききれなかった質問に答えられるようにしました。イベント終了後は学生さんの人数も若干減るので、イベント中の質問よりももっと生々しい質問が出てきたりして、私たちも楽しんで実施していました(笑)。

小林:聞き残したことがない状態で終えることができるのは良いですね!実際に参加した学生さんからはどんな声が集まっていますか?

小西:ありがたいことに、「思ったよりカジュアルなイベントで聞きたいことがストレートに聞けた」「魅力だけでなく、仕事の厳しさも深く理解することができた」「ゲストの雰囲気からディップの社風を感じることができた」「明日からの就活にも活かせる話を聞くことができた」など、嬉しい感想が集まっています!

小林:小西さんの「学生さんが本当に知りたいことを知れる場を作りたい」という想いが形になっていますね。

小西:そうですね。あと、これまで登壇いただいたゲストの社員たちは、本イベントが就活や仕事をポジティブに捉えられるきっかけになってほしいという想いをもって登壇してくれています。私だけでなく、イベントを一緒に作る人たち全員の想いが学生さんに伝わっているのではないかと思います。

『ゲストトークセッション』はすべての学生さんの「気になる」に応える場

小林:ゲストトークセッションはどんな方におすすめですか?

小西:ディップに興味を持っていただいている方にはもちろんですが、人材業界やディップをそれほど考えていなかった方にもぜひおすすめしたいです。これまでお伝えしてきた通り、役員クラスの社員やトップ営業など、属性や立場が様々な数多くの社員に登壇いただいています。ディップという会社の話だけでなく、就活で活かせる内容や、仕事への向き合い方、キャリアの考え方など、社会人になるうえで大事な話を聞くことができると思います。

小林:ディップのことのみならず、就活や社会人として心得なども聞ける場であるならば、誰にとっても参加する意味がありますね。

小西:そうなんです。実際に、就活中にゲストトークセッションに参加し、その上でディップに入社を決めた新卒社員が、「登壇していた社員の仕事への向き合い方がとても印象的でした。仕事をしていて大変だなと思うときはありますが、その話を思い出したらまた頑張れるんです!」と話してくれていました。このイベントに参加して、最終的にディップではなく違う企業に就職した学生さんも多くいらっしゃいますが、ゲストの話を思い出しながら頑張れている方がいるかもしれないと思うと、とても嬉しく思います。

就活は「選ばれるために」ではなく「自分のために」

小林:最後に就活中の学生のみなさんへ、メッセージはありますか?

小西:就職活動で大切なのは、企業に選ばれようとして自分らしさを隠さないことだと思います。自分らしさを隠して入社しても、きっとそのあとが辛いからです。自分がしたいことができ、なりたい姿を目指せる場所はどこなのかと、自分を主語にして企業を見極めてほしいと思っています。ディップはこれからもゲストトークセッションをはじめ、たくさんの学生さんの本当に知りたいことに答え続けていきます。ディップに入社することがみなさんにとって良い選択となるのかを、選考やイベントを通してぜひ考えてみてください!みなさんとお会いできることを楽しみにしています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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小西 美紅

人事総務本部 採用戦略推進室 新卒チーム リーダー 2018年に新卒でディップに入社。大阪府の郊外エリアを担当とする採用コンサルタントとして、様々な業界のクライアントの採用活動に携わる。2021年4月に社内公募制度を利用して現在の採用戦略推進室 新卒チームへ異動。リクルーティングだけでなく、採用イベントの企画立案から実行に従事。

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小林 宥太

商品開発本部 dip.S.W.A.T S.W.A.T課 採用担当 新規事業企画を担当するS.W.A.T課の採用担当。最近のマイブームはサウナ。