営業経験を活かし、 真にユーザーファーストなプロダクト作りをリードするPdMの話

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村岡拓也
dip Robotics PdM課  ▼詳細

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dip people編集部
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前職ではゲームディレクターとして働いていましたが、現dip Robotics 部長の亀田と話したことをきっかけに、営業を働きやすくするプロダクトを作るためdip Roboticsにジョインしました。同僚からは「涼しい顔をして大量の仕事をさばきまくるスーパー人材」との声もある村岡ですが、そんな村岡のプロダクト開発に対しての考え方についてインタビューしました。

営業経験を活かして営業が効率良く働ける仕組みを作るためディップにジョイン

――ディップ Robotics PdM課にジョインしたきっかけを教えてください。

前職ではゲームディレクターとして、ゲーム内イベントの施策立案やKPI管理など、担当するゲームタイトルの運営業務を担当していました。

小さな頃からゲームが好きで、好きなゲームに携わりたいと思い飛び込んだ業界でしたが、娯楽として遊ぶゲームとビジネスとして作るゲームにギャップを感じ、2021年の春頃から転職を考え始めました。

そんな時にたまたま現dip Roboticsの部長である亀田と話をする機会があり「営業経験を活かして、ディップの全営業がもっと効率よく売上を上げる仕組みを作らない?」と声をかけていただきました。
実は元々新卒から2年間ディップで営業をしており、亀田から聞いた現状の課題や共感すると共に目指すビジョンにとてもワクワクしたことを覚えています。

自分の今までの営業という経験とサービス企画の経験両方を活かして仕事ができそうだなと思い、dip Robotics PdM課にジョインいたしました。

――現在の仕事内容について教えてください。

dip Robotics PdM課では日々様々なプロジェクトが進行しており、作るプロダクトは社内全体を対象に多岐に渡っています。

その中で私は営業バックオフィス業務の支援システム(GATE)の担当をしています。
転職当初はディレクターとして、主にプロダクトのUX・UI設計を中心に行っていましたが、プロダクトリリースのタイミングで現PdMから引き継ぎを行い、現在はPdMとしてプロダクト全体の監督を行っております。

このプロダクト開発は携わる人数とシステムが非常に多く、私自身初めての経験ばかりの毎日ですが、周りの方々にサポートいただきながら日々自身とプロダクトの成長を感じることができて楽しく仕事に取り組めています。

企画者のエゴを排除し真にユーザーファーストなプロダクトを目指す

――価値のあるプロダクトを生み出すためにどのようなことを意識していますか?

誰の課題を解決するためのプロダクトなのか?のペルソナ設定と
作ったことによってどういう嬉しいことがあるのか?の価値を設計時に徹底的に考えることだと思います。

これらをより確度の高い情報として捉えるために、dip Roboticsではユーザーインタビューをプロダクト開発の過程で何回も実施します。一例ですが私が現在携わっているGATEというプロダクトでは「営業行動を線で理解するための業務理解インタビュー」「課題を特定するためのデプスインタビュー」「価値検証のためのプロトタイピング」など様々なポイントでペルソナとなるユーザーへインタビューを行っています。そうすることで、企画過程のズレを早く検知し軌道修正を行えるため、精度高く企画を進めていくことができます。

出来る限り企画者のエゴを排除した、真にユーザーファーストなプロダクトを作ることを日々試行錯誤しています。

――ディップでのプロダクト開発でどんなことにやりがいを感じますか?

現在携わっているGATEというプロダクトは営業のバックオフィス業務という広範囲かつ長年手の入らなかったレガシー化した部分に手を加える性質上、決めなければいけない要求が膨大にあり、手がまわりきらなくなっていた時期がありました。

自分の性格上仕事を一人で抱えてしまいがちでなかなか自分から頼れない中、
チームメンバーがそれを察して声をかけてくれ、タスクの分担や整理に協力してくれたことがありました。この時に、一人でやり切ろうとするだけでなく、チームのメンバーに頼ることも大切なことなのだなと学びました。

以降、チーム全体でプロダクト開発を推進する意識が強くなり、少しずつチームで前進していけることに今は特にやりがいを感じています。

――ディップでのプロダクト開発で印象に残っていることはありますか?

私はウォーターフォール開発の体制でしかプロダクト開発を行ったことがなかったのですが、dip Roboticsではアジャイル・スクラム開発が基本の開発体制となります。
そのため、今まで提出した要求仕様に対して、SEとの会話は技術的に実現できるか?といった内容が殆どでしたが、dip RoboticsではSEも含めて「このプロダクトや機能で届けたい価値は何なのか?」の目線合わせを行い、そこに向けて一緒に要求を作成する体制ができています。

いい意味でそれぞれが主体性を持ってそれぞれの領域に興味を持ち、意見をぶつけ合いながら最高のプロダクトを作っていけることが、dip Roboticsの強みであり印象的なところかなと思います。

ユーザーからも愛され、自分も愛すことのできるサービスを

――今後どんな組織にしていきたいですか?

dip Robotics PdM課では「MLP(Minimum Lovable Product)」をモットーにプロダクト開発を行っています。このMLPはは2つの側面を表していると思っており、1つは利用者(ユーザー)にとって愛されるプロダクトであること。そしてもう一つは自分が愛することのできるプロダクトであることだと感じています。

ちょっとクサいことを言ってしまいましたが…プロダクトの先にいるユーザーをとことん理解し価値を届ける。そして自分のプロダクトの成長を本気で喜べる人と一緒に働きたいと思います。

dip Roboticsで扱うプロダクトは社内向けのモノが多いので、価値を届ける母数は限られますが、その分価値を届けられた時の反響は距離が近い分ダイレクトに感じられるので、そういう部分も喜びに感じられる人と一緒にプロダクト開発をしたいなと思います。

――読者の方々に一言お願いします!

私は転職をとてもポジティブに捉えています。
自分は何がしたいのか?何ができるのか?と向き合い、もしそれを実現できるフィールドがあるのであれば積極的にチャレンジすることが良いと思います。

私自身、ディップに営業として新卒入社した後、社内異動しWEBディレクターとして企画を行ったり、転職してゲーム作ってみたり、またディップに戻ってみたり、色々な経験をさせてもらいました。側から見ると遠回りしているように見えるかもしれませんが、その時その時の思いや軸を持って転職し様々な経験をしたことは全く後悔はありません。

ディップは挑戦する人を本気で応援してくれる会社だなと感じています。
一緒に新しい挑戦ができるいつでも仲間を待ってます。

――次は大平莉佳さんにインタビューします。大平さんはどんな人ですか?

大平さんはディップのスーパー営業マンです。綺麗でおっとりした顔立ちからは考えられないくらい、とても情熱的で熱い志の持ち主です。今期から本格的にdip Roboticsに参画し、営業経験を活かしてPdMとして大活躍中です。

――ありがとうございました!

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村岡拓也

dip Robotics PdM課  2021年9月、営業・業務支援システムのPdM、UXデザイナーとしてPO・PdMを担当

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dip people編集部

『dip people』の企画・運用・制作を行い、ディップの情報を社外へ発信しています。