「カメラは僕のキャリアをここまで誘導してくれた大切な存在です」発信を軸に日々奮闘するAINOWデスク

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小林 宥太
商品開発本部 dip.S.W.A.T S.W.A.T課 採用担当 ▼詳細

こんにちは。ハンドです。
今回は2018年にディップに新卒で入社した、次世代事業準備室2年目のおざけんさんにインタビューをしてきました!

行きつけの焼肉屋さんでは言わなくてもお酢が出てくるようになりました

ーまず自己紹介をお願いします!

こんにちは、小澤健祐です。2017年4月~インターンとして1年間働いた後、2018年に新卒でディップに入社し、次世代事業準備室に配属されました。社内外問わず、みんなからは「おざけん」「おざけんさん」と呼ばれています。

好きな食べ物は、チキン南蛮です。かなりのお酢ラーで焼肉をお酢で食べたりもします。行きつけの焼肉屋さんでは言わなくてもお酢が出てくるようになりました(笑)

居酒屋の店長代行とベンチャー企業でのインターン

ーディップに入るまでのことを聞かせてください。

学生時代から活発に活動していました。大きく分けて2つのことに注力しており、前半は居酒屋のアルバイト、後半はいくつかのベンチャー企業で長期インターンとしてがっつり働いていました。

居酒屋のバイトでは、GWも14時間労働を5連勤したり。人と話すことがもともと大好きなので、お客様とコミュニケーションを取り、いかに客単価を上げられるかや、お店の常連になっていただけるようなサービスを考えながら働くのはとても楽しかったです。最終的には学生ながら店長代行を任せていただけるくらいになりましたね。

大学後半になると、ベンチャー企業での長期インターンを頑張っていました。多い時で3社掛け持ちしていたこともあります。一番働いていた時期だと週6~7で働いていました。座学が嫌いなので、大学での学びよりも外部で経験を積むことを優先していましたね。

ー3社も掛け持ちすごいですね。どんな仕事をしていたんですか?

大学3年の4月から、Schooという会社でインターンを始めました。オンラインで生放送を行っている会社で、昼はオフィス、夜はスタジオでのお仕事になるのですが、私がもともと担当していたのは、夜のスタジオでのお仕事です。

3か月ほどガッツリ働いていたところで、昼のオフィスでの仕事も任せていただけることになってそちらもやらせてもらっていました。

さらにその後、C Channelで料理動画を作るインターンも始めてからはそちらにも週1回のペースで通っていましたね。こちらでの業務内容は、料理動画での写真撮影、編集も行っていました。

カメラは僕のキャリアをここまで誘導してくれた大切な存在

ーおざけんさんというと「カメラ」「カメラマン」のイメージも強いですが、学生時代のインターン時代からカメラに関わっていたんですね。もともと始めようと思ったきっかけはあったんですか?

今は趣味でもあるカメラですが、一番最初は居酒屋でアルバイトをしている時に購入をしたんです。誰でも出来るようなことで人よりも得意になることで、他の人と差別化できるようなスキルを身に着けたいと思ったことがきっかけです。

写真って会社でもプライベートでも、かなりニーズがあるものなので、これを極めたら差別化できると思いました。今となってはカメラマンとしてディップの採用写真や、支援しているスタートアップの広報支援なども任せて頂いており、カメラは僕のキャリアをここまで誘導してくれた大切な存在だと思っています!

大企業の中でもスタートアップっぽいところがあると感じた

ー少し戻って、複数の会社でインターンしていた中でディップに入ったきっかけはなんだったんですか?就活ですか?

きっかけは、学生時代にインターンをしていたSchooに今の上司の進藤さんが出演してくださり、その時にスカウトしていただきました。あ、でも実は他にもディップとは縁があって(笑)大学2年生の時に、バイトルの編集長で執行役員の笠松さんと一緒にテレビ出演をしており、ディップのことは元々知っていたんです。

もともと就活スーツに身を包んだ典型的な「就活」をするモチベーションはなく、進藤さんから声をかけてもらった時期にちょうど、インターン先のどこかに入るのかどうしようか少し迷っていたタイミングだったんです。今いる次世代事業準備室の働き方とかやっていることを進藤さんから伺い、大企業の中でもスタートアップっぽいところがあると感じました。

その後、実際にインターンでも働かせてもらってみて、仕事内容も自分のやりたいことを裁量権を持ってかなり決めることができますし、スキルベースで成果を出せる会社だと感じ入社を決めました。自由があるということはある意味その反面、自分で全ての責任を負うことになりますが、とてもやりがいのある仕事だと思っていますし、楽しいですよ!

AI専門メディアのデスクとして「発信」を軸に邁進する日々

ー新卒で入社して2年目ですが、今はディップの次世代事業準備室でどんな業務をやられているんですか?

AI専門メディア「AINOW」のデスクとして、AIについて発信する仕事をしています。2016年にAIの専門メディアがまだ日本になかったころ、進藤さんと亀田さんが作ったメディアがAINOWです。約1年間は亀田さんが運営していましたが、2017年以降は私がほぼ全ての業務を引き継いで運営しています。ディップの中では、最先端技術に関わっているというブランディングをしたり、ディップの業界内でのつながりを広げていく立場だと自負して頑張っています。

ーAINOW編集部はどんな体制なんですか?

現在、AINOWはインターン生数名と共に運営していますが、彼らがやりたいことや成長できるような仕事を考えて、スキルをつけられるようにしています。もちろん、AIにとことん興味がある学生もいますが、汎用的に使える分野だからこそ、AI以外の何かしらに特化した学生もいてくれると、相互にいい化学反応を起こしていけるのではないかと思っています。

AIについてあまり知らない人でもAIの可能性に興味を持ってもらいたい

ーメディア運営、記事執筆をする上で気をつけていることや工夫していることはありますか?

AI関連領域では、めまぐるしい勢いで技術発展が進んでいます。その中で生まれた技術は多くがオープンソースとして誰でも活用できるようになってきているだけでなく、Qiitaなどのブログを中心としたコンシューマージェネレーテッドなコンテンツが多くなっております。

AINOWでもそうした”活用の視点”で発信することを心がけています。実際に実証実験の様子を伝えたり、さまざまな領域でチャレンジするスタートアップの魅力を伝えたりすることは、ニュースメディアでしか発信できない価値だと思います。

あわせて、AIについてあまり知らない人でもAIの可能性に興味を持ってもらいたいと思っていて、AIを理解していない人でも読んでいただけるような記事作りにも励んでいます。 また、記事はテキストだけではなく、写真も大切だと思っています。インタビュイーの写真を生き生きと撮影し、 さらには記事のサムネイル画像も力を入れて作っています。

ーAIについてあまり詳しくない人にこそ興味を持ってもらうのは大事ですよね。そんなおざけんさんもAINOWに関わり始めた当初はその層だったと聞いています。大変だったことはありますか?

2年ちょっと前にAINOWの仕事を始めた際には「ディープラーニング」と「機械学習」の違いなど、AIに関する初歩的なことが何もわからないところからのスタートでした。そのため、取材する際に難しい言葉が出てくると対応しきれなかった悔しい思い出がたくさんあります。AIについて本で読んだり、あとはひたすらイベントに行って人の話を聞いたりするうちにAIについて徐々に理解していくことができたと思います。

本当に自分の意思決定権が大きい

ー最初は苦労があったんですね。逆に仕事でやりがいに感じることは何ですか?

AINOWは最初からほとんど1人で運営を任されました。約2年前のインターン時代に、1人で内閣府に取材に行ったことは印象的でしたね(笑)こんな学生あまりいないだろうと思いました。

また、当時はスマートスピーカー(AIスピーカー)が話題になっており、日本テレビのZIP!に出演してスマートスピーカーの紹介をさせていただけたのも印象的な出来事です。

自由に仕事を任せていただいているため、意思決定早くさまざまな取材やイベントへの協賛などができています。よく就活をしているといろんな会社の人事が「うちは若い時から裁量権がある」って言いますけど、本当に自分の意思決定権が大きいのでやりがいに感じますね。

直近は経済産業省と協力し、安倍首相が世界に発信する国際的なデータ流通基盤について、一緒に記事で発信させていただきました。これからもより多くの人にAIの魅力を知ってもらえるようにAINOWとして取り組んでいきたいと思っています。

「人間とAIが共存する社会を作る」というビジョン

ー自由にやっていると言えば、おざけんさんはご自身のTwitterでも積極的に発信されてますよね。その辺りからめて今後どうなっていきたいか最後に聞かせてください。

はい。私には「人間とAIが共存する社会を作る」というビジョンがあります。 そのための一つの軸としてAINOWがありますが、これだけでは自分の実現する未来に向けた発信は足りないと思っているのので、Twitterでの発信も強化しています。

AINOWの記事に関して自分の感想を述べてシェアしたり、他の素敵な記事を紹介したり、プライベートのことも少し呟いたり、結構自由にやっていますが、自分のビジョン実現に向けた発信であることを忘れず、そこだけはぶらさずやっています。

Twitter以外にも、最近では自分のカメラのスキルをいかしたAIスタートアップ広報支援や外部での講演にも力を入れています。今後はこの軸をさらに太くしていきたいです。そして自分が影響を及ぼすことができる人数を着実に増やしていくつもりです。

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小林 宥太

商品開発本部 dip.S.W.A.T S.W.A.T課 採用担当 新規事業企画を担当するS.W.A.T課の採用担当。最近のマイブームはサウナ。