IT企業の新卒2年目が1ヶ月帰省できちゃう職場とは?|Z世代の理想の働き方と工夫

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堀川 翔
商品開発本部 dip Startups ▼詳細

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dip people編集部
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ディップは「バイトル」などの人材サービス、「コボット」などのDXサービスの提供を通して、労働市場における課題を解決し、誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指しています。

その中で商品開発本部は「バイトル」「はたらこねっと」「バイトルPRO」などの求人サービスの成長を促進しつつ、新規事業や新たな機能・サービスによる価値提供を担っています。

今回は商品開発本部 dip Startupsに所属している堀川翔(ほりかわ しょう)さんを取材しました。面接やカジュアル面談でも学生からよくご質問いただく「リモートワーク」をはじめ、新卒2年目がどのような働き方をしているのかを中心に伺いました。

2年目でもリモートワークOKな職場。

坂井:まず自己紹介をお願いいたします!

堀川:商品開発本部 dip Startupsの堀川翔と申します。僕は21新卒として入社し、1年目はメディアプロデュース職のメディア戦略課にて、コンテンツ企画、UI/UXの改善、SEOライティング、この3つを行っていました。1年目の途中から「dip Startups」という部署に異動し、新規事業のプロジェクトリーダーを担いつつ、バイトルの新商品開発や商品開発本部の新卒採用業務など、様々な部署を横断したプロジェクトを6つほどやっています。好きなものは焼き鳥とレモンサワーです。
※内定者時代の堀川さんの記事はこちら!

坂井:普段はどんな働き方をされてるんでしょうか?

堀川:現在は東京都内に住んでいて、基本的にリモートワークです。大体週4ぐらいは家で仕事をしていて、気が向いたタイミングで出社しています。ディップの企画職はほぼみんなリモートなので、基本的にスラックやZoomでコミュニケーションをとっています。固定の出社日や縛りは特にないんです。新しく入ったメンバーと既存のメンバーでランチする場合や、今日みたいにインタビューの予定などの仕事があれば出社する感じですね。8月には丸々約1ヶ月間地元の兵庫県の方に帰省して、フルリモート&ワーケーションといった感じで働いていました。

坂井:フルリモート&ワーケーション、素敵ですね。具体的にどのように働かれていたのですか?

堀川:帰省の途中で名古屋に寄って友達と観光をしたりしましたが、帰省後は基本的に実家からフルリモートで働いていました。でも、せっかくなので、当社の大阪オフィスにも行って仕事をしてみました!想像以上に素敵な雰囲気とメンバーだったので、普段本社で仕事しているときよりも多めに出社しちゃいました(笑)。
※ディップは全国に拠点があり、本社を含め36のオフィスがあります。

ワーケーションを満喫した社会人2年目の夏

坂井:そもそも、どうして1ヶ月の間帰省しながら仕事をしようと思ったのですか?

堀川:何か上司からの命令があったとか、出張とかではないです!お盆に地元に帰って家族や親戚に顔を出しておきたかったというシンプルな理由です。

坂井:フルリモートワーク中はどのように1日を過ごされていましたか?

堀川:関西にいたときと東京での仕事のスケジュールなどに変化はなかったです。定時として仕事が始まるのが朝の9時半で、終わるのが18時半。基本的に僕は午前中は家でプロジェクトの企画や戦略構想など、考えることを中心とした仕事をするようにしています。お昼休憩を1時間取ったあと、午後はミーティングを挟みつつ、リーダーをしている複数のプロジェクトを同時進行させてるというのが、基本的な1日の流れですね。大体19時ぐらいに退勤しています。

坂井:退勤後はどのように過ごしていましたか?

堀川:退勤後の過ごし方も東京と関西の違いはないんですが平日のうち3日くらいは自分の事業経営や副業、コミュニティの仕事などをやっています。副業がない日の夜は映画や読書でゆっくり過ごすか、先輩や友達とご飯に行ったりして過ごしてます。

坂井:今回の帰省中に思い出に残っている休日の過ごし方を教えてください!

堀川:帰省中の休日は夏っぽいことを沢山しました!1番夏を感じた休日としては、地元の夏祭りに行ったあとに大阪の淀川花火を見に行ったことです。あとは、家族と一緒に甲子園で阪神vs広島戦を見に行って、レモンサワーを飲んだりしたのもとても楽しかったです。素敵な休日を過ごすことができて、とても思い出に残っています。

坂井:関西から仕事をしていたことで、仕事の内容や働き方に何か影響はありましたか?

堀川:普段から主にリモートで働いているため、そこに対する働きにくさなどはなかったです。ただ、やはり地元で気の合う仲間と充実した日々を過ごしたことで、QOLは向上したと思います!今回丸々1ヶ月帰省したことで、改めて自分たちの仕事がITでできており、現代らしい仕事内容であることを実感しました。時代の変化だなぁなんて思ったりしてます。

自分らしく働くうえで重要なのは、自由と責任と結果。

坂井:1ヶ月関西からフルリモートで働いてみていかがでしたか?

堀川:先程お話しした通り、仕事もプライベートも幸福度の総量がとても上がったので、今回このような経験ができて良かったと感じています。ディップは柔軟な働き方ができるので、仕事もプライベートも幸福度が上がって、自分にとって1番心地いい働き方ができたなと感じました。

坂井:リモートワークという働き方の中で工夫していることや意識していることはありますか?

堀川:1つ目に、きちんと上司に事前に約束とか、自由と責任の部分についてを話しておいて、そもそも問題が生まれないようにしておく、ということです。僕のいる部署は「成果を出せるなら、働き方や環境はなんでもいい」というふうに、自由と責任についてチーム内での共通認識があるので、今回の長期的な帰省も、周囲の人を含めお互いに安心と信頼が築けているからこそできるみたいなところはあったのかなと思っています。

2つ目は、出社する時の仕事と、家でやる時の仕事をほどよく分けるということです。出社している時は、ちょっと人と話して進めたいタスクなど、リアルでのコミュニケーションがあった方がスムーズに進む業務をするようにしています。逆に家で仕事する時は、 しっかりと考える仕事とか、集中して頭を使うべき業務を多めにやっています。

坂井:リモートだと1人で考えすぎてしまいそうです…。

堀川:そうならないように、「集中する時間」を自分でコントロールするようにしています。家だと自分以外のものが全部止まっているので、良くも悪くも一つの物事に没頭してしまうんです。なので「この時間にこのタスクをやる」といったように、カレンダーに予め登録をしておいたり、ミーティングは1時間ではなく、30分とか45分で区切ったりして、仕事を「意識」ではなく「仕組み」で区切るようにしています。家の中でも自分のプライベート空間と仕事空間をきっちり分けて、集中力を保つようにしていますね。

働き方の追求は、成果への究極のこだわり

坂井:現代社会の中で、「働き方を工夫する」ことにはどんな意味があると思いますか?

堀川自分の働き方を長期的に考えることで、仕事以外のことも含めて総合的に自分の1番良いと思えるキャリアや幸せを見つけられるのではないかなと思っています。具体的には、仕事とプライベートを切り分けて考えない「ワークアズライフ」です。仕事を最優先にガツガツやるんだ!という考え方に対して、プライベートと仕事を両立させて考えたいというのが僕たちみたいなZ世代だと思います。そういった考え方による働き方の工夫が、仕事の効率性と、プライベートのリフレッシュなどにも繋がる。仕事ありきのプライベート、プライベートありきの仕事という融合をしっかりと捉えられるのは、これからの時代において必要なのかなと思っています。

坂井:最後にこの記事を読んでくださった方へ一言お願いします!

堀川:今回のインタビューを通して、リモートワークが良いとか悪いとかではなく、自分が1番合う働き方を追求した方が良いということを伝えたいです。もちろんそれを実現させてくれる企業かどうか、部署や職種ごとにやりづらさとかは色々あるとは思いますが、プライベートも仕事もいい環境で過ごすということ自体が高い生産性にも繋がるし、チームにも還元できる究極のこだわりだと思うんです。あくまでこれがただの自分勝手な思いや願望ではダメで、結果的に全てに還元される手段は何かというところをしっかり言語化する必要があります。その上で自分に合う職場環境を探してみると、すごく質の良い働き方や成果に繋がるのかなと思っています。ぜひ自分らしく働ける、自分らしく輝ける環境を見つけてください。

最後に宣伝しておきます(笑)。現在、僕は新規事業や新商品開発などのプロジェクトリーダーをしつつ企画職の採用を行っています。もしこのインタビューを見て、話を聞いてみたい、一緒に働いてみたいかも!という方は面談にてお待ちしておりますので、是非ご連絡ください。僕たちは、一緒に未来を創ってくれる方を待ってます。

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堀川 翔

商品開発本部 dip Startups 2021年新卒入社。全社の新規事業、バイトルの新商品開発などプロジェクトリーダーを複数兼務しながら、企画職の新卒採用も行っている。1年目はメディアプロデュース統括部にてコンテンツ企画やUIUXなどを行っていたが、途中でキャリア転換。好きなものは焼き鳥とレモンサワー。生粋の関西人やで。

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『dip people』の企画・運用・制作を行い、ディップの情報を社外へ発信しています。