平等に任せるからこそ、誰もが成長できる。ディップの社風が生んだ「可能性を信じる」マネジメント法。

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長嶋 友希
経営統括本部/経理財務部/業務管理課 ▼詳細

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飯島 侑樹
企画・統括本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 首都圏制作2課 ▼詳細

2011年にCA(キャリアアドバイザー)職として中途入社し、現在は業務管理課の課長を務める長嶋さん。「自分が上司にしてもらったように、メンバーの可能性を信じてあげたいんです」と語る彼女に、そのマネジメントの秘密を聞いてみました。

前職で学んだ営業スキルを糧に、ディップへの転職を決意

飯島:長嶋さんは中途でディップに入られたと聞きましたが、それまでは何をされていたのですか?

長嶋:ディップに来る前は携帯電話の販売員の派遣を専門とする派遣会社で働いていました。規模が小さい会社だったので、案件を開拓する営業の部分から、派遣スタッフさんに仕事を紹介するコーディネーター、スタッフさんの就業中のフォローまで、全部やっていましたね。

飯島:それだけ幅広いと学べることも多そうですね。

長嶋:そうですね。販売実績をあげるだけでなく、派遣先の方から困っていることを聞き出し、適材適所でマッチする方を派遣することに力を入れていたので、法人と密に関わる動きはその時に学べたのだと思います。

飯島:そんな環境からなぜ転職しようと思ったのですか?

長嶋:年次が上がるにつれて、自信が付いたり顧客基盤ができたりと、やれることが増えていく楽しさはあったのですが、なかなか役職は上がらず、ただできる範囲が広がっていくだけという状況で。そんなキャリアの積み方に疑問を感じて、退職を決意しました。

飯島:なぜ次の会社にディップを選んだのですか?

長嶋:転職先の条件として、キャリアアップできそうなベンチャー企業であることと、広くというよりは専門に特化した仕事がしたいという2点がありました。そのときに「ナースではたらこ(看護師専門の人材紹介サービス)」を運営しているエージェント事業部でのキャリアアドバイザー(CA)職の募集を見つけて、まさにピッタリだなと思って。人材業界での経験や、「仕事紹介、フォロー」といった前職での経験を生かしながら、「看護師さんの仕事紹介」という新たな分野にチャレンジできそうだったこともディップに決めた理由でした。

チャレンジを通して上司が教えてくれた「可能性を信じる」というマインド

飯島:ディップに入られてからは何をされていたのですか?

長嶋:希望どおり、最初は「ナースではたらこ」に登録している看護師さんと、人材を必要としている医療機関とのマッチングを行うCAとして仕事を始めました。でも今まで法人相手に営業をしていたこともあって感覚がつかめず、なかなか実績を出せなくて…。

飯島:いきなり壁にぶつかったのですね。

長嶋:そうなんです。向いてないと思ってかなり悩みましたね。でもそんな時に当時の上司が「前職での経験を活かしてRA職(医療機関に対して営業を行い、求人案件の開拓や具体的な人材ニーズのヒアリングを行う職種)にシフトしてみては?」と言ってくれたんです。強みを見つけ、常に前を向かせてくれる上司の言葉に後押しされてRAへの異動希望を決めました。

飯島:RAに移られてからはどうでしたか?

長嶋:本当にいろいろなチャレンジをさせてくれました。実は私、それまで新幹線に一人で乗ったことすらなかったんです。そんな私に、いきなり「出張に行って、地方の開拓を任せる」って。今週は北海道、来週は九州、来月は東北と、いろんなところを飛び回りました。でもそれも、今思えば私の力や可能性を信じてくれていたからこそ任せてくれたのだと思います。そのおかげで、「ただ働く」という感じではなく、達成感や使命感を感じながら働けました。

飯島:そんな中で今度は業務管理課に異動されたわけですが、それはどういったキッカケがあったのですか?

長嶋:それまで、営業と接客しか経験したことがなかったので、「事務」に対してある種の苦手意識やコンプレックスのようなものがありました。たとえばRAとして病院の事務長さんとやり取りをする際も、事務長さんの仕事内容や考え、悩み事などを本当のところでは理解しきれていないのではないかというモヤモヤがあったんです。

自分には営業の知識や経験、目線しかない。でも立場を変えれば、見える景色も、見える範囲もきっと変わるはず。今までは「売る側」の目線しかなかったけれど、裏で「管理する」側が何をしていて、どのように考えているのかが分かれば、結果的に営業に戻ったとしても、自分の幅が広がるだろうなと思いました。

「業務管理」を選んだのは、事務・裏方の仕事のなかでもいちばん「営業現場」に近いと思ったから。それで、会社の制度を使い、自ら異動希望を出しました。

「成長率がゼロの人はいない」メンバーと共に作り上げてきた実績

飯島:仕事の幅を広げるために業務管理課への異動となったわけですが、実際にどのような仕事をされているのですか?

長嶋:業務管理課では請求書の発行チームと債権管理チームに分かれて業務を行っています。あとは社員の名刺の内製業務などのシェアードサービス(総務や経理など、間接部門の一部業務を集約して行うことで効率化を図る経営手法)も担当していますね。

飯島:異動された段階ですでにマネジャーという立場だったとお聞きしたのですが、未知の仕事でメンバーの方をマネジメントすることに不安はありませんでしたか?

長嶋:やっぱり不安でしたね。私があまり要領のいい方ではないですし、優秀なタイプじゃないので。でもそのぶん、何事も頑張ればできるはずだと思っていて。取り組もうとさえ思えば、全く手に付かないなんてことは絶対にないんだろうなと。

飯島:実際にはどんなマネジメントをされているのですか?

長嶋「頑張っている部分をきちんと見て評価したい」という想いはあります。仕事をしていると失敗や上手くいかないことってたくさん出てくると思うんです。でもそれを表面上だけで判断したくなくて。誰にだって頑張ってる部分はあるし、強みはあるはず。そこはきちんと見てあげたいんです。

飯島:それこそCA、RA時代に長嶋さんを信用してくれた上司の話に繋がりますね。

長嶋:そこは繋がっていると思います。私もメンバーに対して「できないかもしれない」という前提には立たないようにしていて。たとえ他の部署ではパフォーマンスを発揮できなかったとしても、私の部署では1人の貴重な戦力として、可能性を信じて仕事を任せています。

飯島:苦労などはありますか?

長嶋:もちろん成長は人それぞれですし、時間がかかる人もいます。でも成長率がゼロの人っていないんですよね。だからメンバーの成長は信じてあげたいなと。

飯島:実際にメンバーの成長が目に見えたエピソードはありますか?

長嶋:最近ようやく電子請求を導入できたのですが、それもメンバー一人ひとりが成長してくれたおかげだと思っています。メンバーの事務処理能力が上がったり、データを出せるようになったり、分析まで出来るようになったおかげで、業務が効率化でき、その結果「電子請求」という新たなプロジェクトに取り組む時間を確保することができました。みんなの成長があって、導入に至ったのだと思います。

任せてくれる上司がいるから、今後も成長していきたい

飯島:これから業務管理課で取り組んでいきたいことはありますか?

長嶋:まずは部署としてまだ出来ていないことを減らしていきたいです。電子請求もそうですが、将来的にAIに任せて効率化していく可能性もあるので、それまでに自分たちの価値をどう出していくかが大切なのかなと思います。

飯島:具体的には何かお考えがありますか?

長嶋:具体的にはこれからなのですが、自分の仕事にプライドを持つには、専門性しかないと思います。ここを任せろという私たちの聖域みたいなものを作るしかないのかなと。

飯島:ちなみに長嶋さんにとって参考や理想とする方はいらっしゃいますか?

長嶋:そうですね。今執行役員をやられている新居さん(CFO 兼 経営統括本部長)が上長に当たるのですが、すごいなと思います。

飯島:と言いますと?

長嶋:新居さんは駄目って言わないんです、絶対に。「いいんじゃない?ただこの部分は?」みたい感じで、肯定した上でさらに引き出そうとしてくれるというか。全員に対して常に期待をしているからこそ負荷をかけてくれるのだと思います。

飯島:信頼の上での負荷なんですね。

長嶋:もちろん、新居さんだからこそのやり方だとは思うのですが、先ほどもお話したように部署としての専門性を上げていきたいという想いがあるので、私自身のマネジメント部分も含めてもっと成長していけたらと思います。

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長嶋 友希

経営統括本部/経理財務部/業務管理課 2011年に中途入社。エージェント事業本部で各地のRA業務を経験。その後、2017年からは業務管理課の課長となり、請求~債権管理までの全般と、売上帳票管理~社内名刺作成等シェアードサービス業務を担当。最近では電子請求の導入を果たした。

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飯島 侑樹

企画・統括本部 クリエイティブ統括部 広告制作部 首都圏制作2課 ディレクター兼ライター。たまにデザインも。原稿作成や撮影、ページ作成などを担当。ネトフリ限定作品をひたすら見漁ってます。