【視点を広げる提案】で、【医療現場の人手不足】を変える。それが私の【idea】。

interviewee

廣瀬 旭都
HR事業本部 エージェント事業部 人材コンサルティング1部首都圏2課 ▼詳細

author

dip people編集部
▼詳細

キャリアアドバイザーで働く、廣瀬旭都(ヒロセアキト)さんに、入社動機、現在の仕事、目指す未来についてお話いただきました。

「人にしかできない仕事はなんだろう」その興味が今の仕事につながった

大学のときは理工学部でロボット工学を学んでいました。ロボットについて学べば学ぶほど、「人だけができることとは?」「今後もなくならない仕事とは?」という人と仕事に対する興味が強くなっていきました。そのため、就職活動でも「人と仕事」の問題に向き合っていく人材業界への就職を考えました。

ディップに興味を持ったのは、学生時代にアルバイト探しで「バイトル」を利用していたためです。サービスに馴染みがあったことからディップについていろいろ知りたいと思い、OB訪問で先輩社員にお話を聞かせていただきました。その先輩との会話で知ったのが「ナースではたらこ」の存在です。超高齢社会となり、医療現場の人手不足が続くなかで、「ナースではたらこ」はまさに社会課題を解決できるサービスだと感じました。

また、選考を受ける過程で多くのディップの先輩社員と接する機会がありましたが、一人ひとりに「ファウンダーズスピリット」をはじめとしたフィロソフィーが浸透し、全員が情熱を持って仕事に取り組んでいるのがわかりました。このような雰囲気のなかで自分も働き、社会課題の解決に向けて仕事をしていきたいと思いました。

慢性的に看護師が不足している医療機関の力になるために

最初の配属から「ナースではたらこ」のキャリアアドバイザーとして、医療機関と看護師さんの両方をサポートしています。3年目で大阪から東京に異動となり、現在の担当エリアは東京都の23区外と神奈川県です。

日本において医療従事者の不足は慢性的な課題となっていますが、コロナウイルスの蔓延によってより深刻になっています。私は担当エリアの医療機関と日々コミュニケーションを取り、人材に関するお悩みや組織風土などについての理解を深め、人材の採用をご支援しています。

一方で、求職中の看護師さんをご紹介し、医療機関が「ぜひ採用したい」と考えても、必ず入職していただけるとは限りません。看護師さんにも医療機関を気に入ってもらい、入社意思を固めてもらう必要があります。私は看護師さんに安心して「入職したい」と思っていただけるように、面接時にお話しすべき内容や望ましい待遇の水準など、さまざまな点について医療機関にアドバイスをしています。

視野を広げていただくことで人材の問題を解決していく

看護師さんの人手不足が続いているのもあり、医療機関が求める条件を満たした人材をすぐにご紹介できることばかりではありません。しかし、採用が遅れてしまえば医療現場に支障が出てしまいます。そうした状況下において私は、医療機関がなぜその条件を求めているのかを十分に理解した上で、求人に対しての視野を広げるご提案をしています。

例えば、以前に採用をご支援した総合病院では、内科の看護師を採用したいとお考えで、「内科の勤務経験3年以上」というの条件を提示されていました。しかし、そのときは条件を満たす求職者がいない状況でした。一方で、私が担当している看護師さんに、精神科の経験しかないものの、「内科に挑戦したい」という強い想いを持った方がいました。モチベーションが高く、人柄も優れており、この方なら自信を持ってご紹介できると考えました。そこで、病院のご担当者に、入職前の経験に関しては条件を広げ、入職後の将来性に目を向けて採用を行うことをご提案したのです。

その結果、ご紹介した看護師さんと面接を行っていただき、入職が決定。入職後も看護師さんが職場に定着できるまで私からもフォローを行いました。その看護師さんは現在でもご活躍されています。「良い人を紹介してくれてありがとう」と病院のご担当者からも感謝の言葉をいただきました。

医療業界全体の人材採用に貢献していきたい

医療機関の人手不足の解消に貢献していくのが、私の使命だと考えています。そのために力を入れていきたいと考えていることのひとつが、有資格者の医療現場への復帰のご支援です。コロナ禍で看護師不足が深刻化した反面、資格を持っていても看護師として働いていなかった方々が、また医療現場に戻ってくる動きも生まれています。家庭の事情や他業界への転職で医療業界から離れていた方々が、ひっ迫する医療現場を見て再び力になろうと考えてくれているのです。そうした方々の医療機関への復帰をご支援し、それによって医療機関の人手不足の解消にも貢献していきたいと思っています。

採用だけでなく、採用後の職場への定着化までをフォローできるなど、幅広い側面から医療機関をご支援できるのがディップの強みです。この強みを活かして「ナースではたらこ」を今後も成長させていきたいですし、いずれは調剤薬局や歯科医院なども含めた医療業界全体の人材採用もお手伝いきるようになっていければと考えています。

関連記事一覧

interviewee

廣瀬 旭都

HR事業本部 エージェント事業部 人材コンサルティング1部首都圏2課

author

dip people編集部

『dip people』の企画・運用・制作を行い、ディップの情報を社外へ発信しています。