【課長×若手メンバー対談】自分次第で組織は変えられる!若手の挑戦を後押しするディップのカルチャーとは?

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髙次 加奈子
メディア事業本部 エリア事業部 千葉営業部 船橋1課 リーダー ▼詳細

長島 壮太郎
メディア事業本部 エリア事業部 千葉営業部 船橋1課 課長 ▼詳細

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dip people編集部
▼詳細

髙次さんを成長させた“エピソード”とは…?!

編集部:今日はよろしくお願いします!まず、お2人から簡単に自己紹介をお願いします。

髙次:髙次加奈子です。2020年に新卒入社しました。「動画・原稿作成」×「営業」という総合的なスキルが身につくディップの採用コンサルタント(営業職)に魅力を感じ、ディップへの入社を決めました。入社以来、船橋オフィスで働いています。

長島:長島壮太郎です。2012年に新卒入社しました。入社から5年間は、横浜オフィスや町田オフィスで主に派遣会社を担当する部署に所属していました。19年春から課長職に昇格し、22年春に千葉営業部の船橋オフィスへ異動しました。

編集部長島さんが22年春に船橋へ異動されてから、約2年半一緒にお仕事されているんですね。

長島:そうですね。22年4月に私が着任した時、髙次さんは入社3年目でした。同じオフィス内に全国トップレベルの営業成績をもつ同期がいて、髙次さんは負い目があるのか、どこか自信なさげな印象でしたね。

髙次:大学時代から、映像制作などのクリエイティブな業務に興味があった私は、入社当初からバイトルの求人原稿を作ることが好きだったんです。自分なりに工夫して求人原稿を作り、クライアントが理想とする人材の採用につなげることが何よりのやりがいでした。「目の前のお客様の役に立つことがうれしい」という感覚で仕事をしていて、いつも「自分軸」で行動して視野が狭く、社内や組織内での立ち位置などについては、あまり深く考えたことはありませんでしたね。

長島:でも、「船橋オフィスの組織を良くしたい!」という強い想いで、自分から行動を起こしてくれたことで髙次さんはずいぶん変わったよね。

髙次:ありがとうございます。そうですね、本当に大きなターニングポイントになりました。長島さんが新たに着任された時のことなのですが、長島さんのマネジメントスタイルが以前の上司の育成方針とは少し異なっていて。そのことで、一時的な戸惑いが組織内に広がっていたんです。

長島:当時の背景を説明すると、それまで私はメンバーの自主性を伸ばすマネジメントに取り組んでいて、アイデア豊かに「自立・自走」できるように、管理職があえて干渉しないことを良しとしていたんですね。

髙次:今だからこそ分かることですが、様々なマネジメントのかたちがあるからこそ、企業として多様な力が育つんですよね。ただ当時の私たちメンバーの間には、「もっとコミュニケーションを密にしてほしい」という想いが広がっていました。なぜなら私たちの組織では、クライアントの採用活動を成功させるために、週1回のミーティングで知恵を出し合うなど、チームで助け合いながら仕事を進めていたんです。

長島:確かに、そういう助け合いやチームワークは大切ですよね。ただ、自分で考えて行動することで得られる成長もあると思っていて。私は「自立・自走できる組織づくり」を軸としたマネジメントで、一人ひとりの可能性を個性豊かに育てていこうという想いが強かったんだと思います。

髙次:そんなタイミングで、長島さんや別の上司と一緒に食事に行くチャンスに恵まれたので、「せっかくだからみんなの意見をお伝えしよう」と考えて、組織の現状やムード、みんなの希望などを包み隠さずに長島さんにお話ししたんです。もちろん、私のような経験の浅いメンバーの意見が本当に正しいかどうか自信はなかったのですが、その時はどうしても言わずにはいられませんでした。

組織のための思い切った行動が、職場を変えた

編集部:髙次さんからの話を聞いて、正直どう思われましたか?

長島:耳の痛い話でしたが、髙次さんの指摘は本当に的を得ていたんです。そもそも直属の上司に意見するのは、どんな会社であっても勇気が必要なことだと思います。だからこそ、正直に話してくれてありがたいという気持ちでしたね。髙次さんが組織のために思い切って行動を起こしてくれたことも素晴らしいと思いましたし、真剣なまなざしで一生懸命に熱く語る姿を見て、「自分のマネジメントのスタイルを改めて見つめ直そう」と強く感じて、その時に髙次さんとずいぶん深い話をしました。

編集部:部下からの意見を真摯に受け止めてくれる上司がいると、メンバーも自分の気持ちを伝えやすいですね。髙次さんは長島さんに実際話してみていかがでしたか?

髙次:そうですね。言いづらかったですが、伝えてよかったと思いました。いろいろな話を聞いてもらえて嬉しかったんですが、私が一番感動したのは、長島さんがその翌朝すぐに行動に移してくださったことです!メンバー全員に向けて、「今後はいつでも1on1やミーティングをセットして、たくさんの対話を重ねていきましょう」というメッセージを社内コミュニケーションツールに投稿してくれたんです。長島さんが、真正面から私の想いを受け止めてくれたことに本当に感激しました。

長島:それをきっかけに他のメンバーとの対話も増え、一人ひとりの強みや頑張りがより深く見えてきたんですよね。その頑張りを組織の皆にもっと知ってほしいと思い、「いい仕事共有」を投稿し始めました。毎朝の投稿が習慣になり、今では通算600回を超えました。

髙次:長島さんに自分の「いい仕事」を共有してもらえると、細かいところまで見てくれているんだなと感じて嬉しかったですし、自信にもなりました。他のメンバーも同じだったと思います。

編集部:とても素敵な取り組みですね!

髙次:その後も私は、メンバーとランチに出かけた時などに「どんな組織に変わってほしいと思う?」と質問して、同僚や後輩から本音や正直な気持ちを聞き出し、それをヒントに組織運営に生かすアイデアを考えて長島さんに提案し、たくさん話を聞いてもらいました。

長島:髙次さんは、新卒の育成担当も自ら「やりたいです」と名乗り出てくれたんですよね。新卒が少しでも早く組織に馴染み、活躍するにはどうすれば良いかを考えて行動してくれて、頼もしかったですね。そのころから営業姿勢にも積極性が生まれて業績も上がり、髙次さんは「リーダー」のポジションに昇進しましたね。

メンバー全員の可能性や選択肢を広げ、チャレンジを応援したい 

編集部:お2人のお話を聞いていて、組織内での立場や役職に関係なく、お互いの意見を尊重し合い、高め合う組織風土があると感じました。

長島:そうですね。私たち管理職は、「自分の強みを磨こう」「もっといろいろとチャレンジしてみよう」と髙次さんをはじめとするメンバーの積極性を応援し続けてきました。私たち管理職が1から10まで指示するよりも、「みんなの可能性や選択肢を少しでも広げたい」「一つ一つの行動を積み上げながら自信をつけて進んでほしい」という想いでいつも接しているんです。

髙次:ディップの管理職の皆さんは、どんなに営業成績が不振な時も、実績だけで評価するのではなく、私の強みや可能性に目を向けてくださいました。「ここがあなたの強みだよ」「もっとこういうふうに伸ばしていくといいよ」と、常にポジティブな言葉をかけてくださったおかげで、私も少しずつ自分に自信を持つようになって視野が広がっていったんです。だから、私もいずれ管理職になりたいんです。自分がしてもらったように、メンバーを育てていけたらうれしいなと夢を描いています。そのためのスキルアップの一環として、社内選抜に手を挙げて「グロービス」というビジネススクールに参加して学びを深め、さらに視野を広げる努力をしています。

「まずはやってみよう」の心があるからこそ伸びていく!

編集部:最後に、ディップの選考に進んでいる皆さんへメッセージをお願いします。

髙次:自分の心の中で思っているだけじゃ状況は何も変わらなくて、行動を起こしたからこそ分かることってあるはずです。自ら主体的に考えて、熱いパッションを持って行動することで、たくさんの気づきが得られて、周囲に影響力が広がっていく。営業の仕事は、数字を追う仕事だと捉えられがちですが、むしろ順序は逆で、強い主体性と熱い想いを持って動くことで、チャレンジや失敗を恐れない気持ちが生まれて、継続的に成長できて、実績面も伸ばしていけるんじゃないかなと思います。だから、「まずはやってみよう」という精神をもってチャレンジしたり行動したりして、自ら環境をつくろうとすることでディップで継続的に成長していけると思います。 

長島:ディップには「失敗を恐れず、チャレンジすること」を後押ししてくれる環境・組織文化があると思います。新卒時代はチャレンジすることや変化することに、つい二の足を踏みがちになると思うんですが、髙次さんの場合は新しい商材やサービスに対する適応力が高く、「まずはやってみる」という心意気で、いろんな逆境を乗り越えて成長してきた部分があると思います。失敗を恐れずにチャレンジできる環境だからこそ、ディップに入社するみなさんには、たくさんチャレンジして成長していってほしいですね。

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髙次 加奈子

メディア事業本部 エリア事業部 千葉営業部 船橋1課 リーダー 2020年入社。4歳から約15年間クラシックバレエを続け、徐々に幅広いエンタメ分野に興味を持ち始める。大学時代の就活スタート時はイベント企画や映像制作に興味があったが、再度自己分析を行い、業界を広げてもう一度検討。 「動画・原稿作成」×「営業」という総合的なスキルが身につく、ディップの採用コンサルタント(営業職)を最終的に志望。

長島 壮太郎

メディア事業本部 エリア事業部 千葉営業部 船橋1課 課長 2012年に新卒入社。営業職で千葉営業部に配属後、上司の後押しもあり3か月後に新サービス立ち上げチームへ異動。その経験を経て、2年目以降は横浜オフィスや町田オフィスで主に派遣会社への営業を担当。19年春から課長職。22年春に千葉営業部の船橋オフィスへ異動。

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『dip people』の企画・運用・制作を行い、ディップの情報を社外へ発信しています。