成長のカギは挑戦にあり!航空業界からWebディレクターへの道
「航空学科からWebディレクターへ」――異なる分野への挑戦で自分の可能性を広げた門馬夏紀さん。就職活動で航空業界を諦め、新たな道を模索する中で出会ったディップでの成長物語。未経験からWebディレクターとして活躍するまでのストーリーを紹介します。業界未経験でも挑戦し続ける姿勢や、企業選びのポイントなど、就活生必見の内容です!
航空学科からWebディレクターへ!意外なキャリアの始まり
小島:まずは簡単に自己紹介をお願いします。
門馬:2021年に新卒で入社し、現在4年目の門馬夏紀です。現在は『はたらこねっと』のWebサイトにおけるUI/UX改善を担当しています。入社以来、『はたらこねっと』のサービスに携わっており、3年目まではメルマガ改善業務を中心に担当していましたが、今期からはWebサイトのUI/UX改善を任されています。
小島:入社前の経験についてもお聞かせください。学生時代はどんなことを学んでいたのですか?
門馬:学生時代は航空学科で飛行機について学びました。もともとは航空業界を目指していたんです。
小島:航空学科の分野を選ばれたきっかけは何だったんですか?
門馬:成績上位の希望者が進学できる学科だったので、入れるなら入っておこうという安易な気持ちでした。勉強していくうちに、興味を持ち、就職するなら航空業界がいいなと思っていました。
小島:確かに、航空業界は魅力的ですよね。大学時代、成績が良かったんですね!勉強にはかなり力を入れていたのでは?
門馬:勉強に励んでいたわけではないですが、成績はそこまで悪くはなかったですね。大学時代は勉強より、レストランのアルバイトやダンスサークルに力を入れていましたね。特にアルバイトはアメリカンレストランで、お客さんとのやり取りが楽しかったです。
小島:なるほど。充実した学生生活を送られていたのが想像できます!
コロナ禍で見つけた新しい道!ディップに惹かれた理由
小島:航空業界を目指していた門馬さんが、なぜ全く関係のないように思える人材業界のディップを選んだのでしょうか?
門馬:コロナ禍で航空業界の採用が止まってしまい、新しい道を探す中、就活サイトで偶然見つけたんです。航空業界は諦めるしかないなって思っていたときに、「選考直結」「説明会参加で書類選考スキップ」という文字に惹かれてディップに出会いました。
小島:「早く内定もらえそうだし」という軽い気持ちだったのでしょうか?
門馬:そうですね。「一度受けてみようかな」という軽い気持ちでした。
小島:最初から意欲満々だったわけではなさそうですね?
門馬:そうですね。正直、最初はそこまで期待していなかったんです。でも、1年目から企画職として働ける点にとても魅力は感じていました。学生時代には接客、受付、塾講師、軽作業など様々なアルバイトを経験しましたが、社会人として働くならアルバイトでは経験できない職種に挑戦したいと考えていました。
小島:1年目から企画職を経験できる会社はまだ少ないので、その分野での経験やスキルを身につけることができるのは、ファーストキャリアとしての大きな強みになりそうですね。
門馬:そうですね、面接官や人事の方々も本当に親切で、最終面接で施策提案を求められて準備をしていたときも、何度も丁寧にフィードバックをくれたんです。返信も早くてとても丁寧で、その姿勢から「本当に親切な方が多いな」と感じました。さらに、面接官の方が私自身について深く興味を持って、しっかりと話を聞いてくれたんです。
小島:そういった人の温かさや粘り強さが感じられる職場に魅力を感じたのですね!ただ、初めから専門職で働くことに不安はなかったのですか?
門馬:正直、最初はWebに関する経験もなくとても不安でした。とはいえ、「もし合わなかったら転職しよう」と、どこか楽観的に考えていた部分もあります。特に初めの頃は、業務の進め方や専門知識の不足に戸惑うことが多く、できない自分にもどかしさを感じる日々が続きました。でも、周囲の方々の温かいサポートや指導のおかげで、少しずつ自分のスキルや知識が向上していくのを実感することができ、やりがいを感じて続けることができています。
小島:やってみないと分からない部分も多いと思うので、とりあえず一歩踏み出すのも大切ですね!
ユーザー体験を変える!日々の挑戦と成長の連続
小島:では、現在のお仕事内容を教えてください。
門馬:主に担当しているのは2つです。1つ目は、『はたらこねっと』のサイトUI/UX改善です。ユーザーが使いやすいサイトを目指して、仮説を立て、ABテストを繰り返しながら改善を進めています。2つ目は、レコメンド機能の導入プロジェクトです。
小島:1つ目の『はたらこねっと』サイトUI/UXの改善とは具体的にどんなことをしているのですか?
門馬:『はたらこねっと』のサイトを使ううえで、ユーザーにとっての不便や改善点を特定し、それを解消することで応募者数の増加を目指しています。具体的には、チーム全体で「応募を増やすにはどうすればいいか」「ユーザーにとって使いやすくするにはどうすればいいか」という仮説を立て、その仮説に基づいてデザインの改善や実行を行っています。その後、ABテストを実施し、より使いやすく効果的なサイト作りを進めていくという流れです。
小島:なるほど、仮説を立てて改善し、ABテストで効果を確認していくんですね!では、2つ目のレコメンド機能の導入プロジェクトとはどんな取り組みが行われているのか、教えてください!
門馬:このプロジェクトでは、求人サイトでおすすめのお仕事を表示するレコメンドシステムの改善に取り組んでいます。現在、外部のレコメンドシステムを導入しつつ、自社製のレコメンドシステムの導入も検討しています。具体的には、現行のレコメンドシステムよりも優れた結果を出す可能性のある新しいレコメンドシステムを導入し、現行システムと新システムのパフォーマンスを各画面ごとに比較するABテストを実施している段階です。
小島:なるほど。そのおすすめ機能というのは、例えばユーザーが求人情報を閲覧したときに、そのページの下に表示される「あなたにおすすめのお仕事」のことですね!このプロジェクトは門馬さんにとって、特に印象に残っているお仕事だったりしますか?
門馬:はい、そうですね。ABテストの経験はこれまでにもいくつかありましたが、機能の導入から関わる機会をいただけたのは非常に貴重な経験でした。バイトルではすでにレコメンドシステムが導入されていましたが、バイトル導入時とは異なる方法で情報を連携する必要があり、ほぼ1から設計していくことになりました。
小島:その過程は非常に勉強になりそうですね!
門馬:実は、このプロジェクトは本来、私よりも経験豊富な先輩社員が担当する予定だったのですが、急遽入社3年目の私が担当することになり、初めての挑戦に戸惑うことも多かったです。でも、先輩や業務委託の方々のサポートを受けながら進めることができました。
小島:急遽の引き継ぎで大変だったと思いますが、挑戦しているのは素晴らしいです!門馬さんはこういったプロジェクトで、チームの中でいつもどんなポジションを担当されることが多いですか?
門馬:チームが出した方針やアイディアに基づいて、どう実現させるかを考えて、実行に移す役割が多いですね。基本的には、のびのびと動ける環境なのでどんどん手を動かしていく感じですね。
小島:アイディアを出すよりも、実際に手を動かして進めていくことが得意なんですね!レコメンド導入プロジェクトは、門馬さんにとって大きな成長の機会だったことがうかがえます。
門馬:そうですね、レコメンド導入プロジェクトは私にとって大きな成長の機会でした。開発の観点から多くのことを学べただけでなく、分析ツールの変数についてもより深く理解することができ、自信につながりました。非常に熱心にご指導いただき、とても良い経験だったと感じています。さらに、1年目の終わりに上司が代わった際にも大きく成長できたと感じています。自分ではできていると思っていたことが実際にはできていないと指摘され、最初はショックでしたが、そのおかげで1から見直すことができ、成長の機会をいただきました。
小島:そういった経験が、門馬さん自身のやる気に繋がっているんですね!
門馬:はい、まさにそうですね。それが頑張る理由にもなっていて、いつかご恩をお返しできたらと思っています。その経験があったからこそ、今の自分があるのだと実感しています。
未来を見据えて!自分を高め続けるための目標
小島:今後の目標やキャリアプランはありますか?
門馬:「役職に就きたい!」や「起業したい」などの大きな目標はないですが、知識やスキルを蓄えて市場価値の高い人材になりたいとは思っています。特に開発の専門知識を深めて、エンジニアとも対等に議論できるようになりたいですね。
小島:開発の専門知識を深めたいと思うようになったきっかけはありますか?
門馬:レコメンド機能導入を進める中で、エンジニアと共通言語で話せないのが悔しかったんです。今でもそのような場面は度々あるので、新しいスキルというよりは、もっと知識を深めようとする気持ちが強いですね。
小島:スキルアップにはそういった向上心が欠かせないのですね!
門馬:そうですね。他にも、分からないことはまず自分で調べて、意欲的に取り組むことも大切だと思います。全てを「わからないので教えてください」ではなく、ある程度自分で調べて、わからないことを具体的に言語化できる人がWEBディレクターとして活躍できると思っています。
小島:最後に、この記事を読んでいる方に向けてメッセージをお願いします!
門馬:探究心を持ち、自立して物事に取り組むことができる方が仲間になってくれたら嬉しいです。未経験でも、そうした気持ちを持っている方が成長できる環境だと思います!
小島:素敵なお話をありがとうございました!