「同期」という特別な存在。これまでもこれからも、ずっと続く大切な絆。
「人が全て、人が財産」という信念のもと、例年ディップでは数百名規模の新卒採用を行っています。それはつまり、数百名の同期ができるということ。他人、友達、家族…どこにも当てはまらない「同期」という特別な存在について、まもなく入社6年目を迎える薮井 基暉(ヤブイ モトキ)さんと青木 桃子(アオキ モモコ)さんにお話を伺いました。
出会いはディップの伝統「パフォーマンス大会」
中村:それではよろしくお願いいたします。早速ですが、それぞれ自己紹介をお願いします!
薮井:2019年入社の薮井 基暉です。入社以来5年間、京都と滋賀の派遣会社様をメインに担当する部署に所属しています。3年目からはリーダー職を務めていて、現在は若手メンバーで構成されるチームをまとめています。
青木:同じく2019年入社の青木 桃子です。私は3年間大阪で営業職を務め、4年目で人事に異動しました。現在は新卒採用に携わっています。
中村:ありがとうございます。さて、今回のテーマは「同期の絆」ですが、お二人はどんなきっかけで仲を深めたのでしょうか?
青木:「パフォーマンス大会」ですね!ディップでは新卒導入研修の締めくくりとして、熱海での宿泊研修を行います。その際のプログラムのひとつにパフォーマンス大会があり、新卒が20~30人で1チームとなって、自分たちの想いや情熱を伝えます。ただの余興ではなく、「何事も自分事で捉え、情熱を持って行動し、周囲を熱くさせる主体者であってほしい」というメッセージが込められており、同期同士での絆を深めるチームビルディングも兼ねて行われています。パフォーマンスの形はなんでもよくて、どう表現するかもチームメンバー一丸となって考えるんです。私と薮井は、同じチームでした。
中村:パフォーマンス大会の準備は内定者の時から行われると思いますが、当時どんな気持ちで臨んでいましたか?率直に教えてください!
青木:私はわくわくしていたタイプで、リーダーにも立候補しました。学生時代は吹奏楽に熱中していたこともあり、元々みんなでひとつのものを作り上げる過程が好きだったんですよね。社会人になってもこういった機会があるのは純粋に楽しみでした。
薮井:僕は正直、あんまり乗り気じゃなかったです(笑)。ちょっと恥ずかしいというか。それこそ舞台に上がる練習なんて小学生以来でしたし、「社会人になってまでやるの?」という気持ちが最初は大きかったです。
本気になって初めて、見える世界が変わった
中村:お二人のスタートは対照的だったんですね。薮井さんはその後、心境の変化はありましたか?
薮井:ありました!最後は「やってよかった」と本気で思いましたね。
中村:それは大きな変化ですね。なぜそのように思えたのでしょうか。
薮井:最初は乗り気ではなかったですが、研修の一環だし、それも仕事だと捉えていたので、「やるしかない」とは思ってたんです。で、実際このプロジェクトが始まってから本番まで結構期間が短かったので、毎日チームメイトとがっつり準備や練習をする必要がありました。そうこうするうちに、一人ひとりに対する見え方が徐々に変わってきたんですよね。「この子ってこんな良いところがあるんだな」とか、「リーダー陣が僕らのために一生懸命頑張ってくれているな」とか。今まで自分が見ていた30人と、終わってからとで見る30人は全く違って見えて、みんな良い印象に変わったんです。ここで得られた仲間意識と、本気で頑張ったからこそ味わえた達成感が「やってよかった」と思えた大きな理由です。
青木:私たちリーダー陣もびっくりするくらい、みんな本気になってくれたよね。土日に代々木公園で自主練したり。もちろん任意なのに、気づけば全員参加していて!
薮井:うん、第二の青春って感じだったね(笑)。
青木:本気になると、やればやるほど面白くなっていくんだよね。最終的には全員で「優勝するぞ!」って自然と同じ方向を向けたのが嬉しかったなぁ。
中村:素敵なエピソード!青木さんと薮井さん以外のメンバーも、等しく本気だったんですね。
青木:薮井のように正直最初は乗り気じゃなかったメンバーもいたとは思うんです。だけど誰一人として、言葉や態度に出す人はいませんでした。だからこそチームメンバー全員がリスペクトを持って取り組めたんだと思います。あのとき、「ディップっていい人が多いって聞いていたけど、こういうことか!」って理解しました。みんな相手目線に立ったコミュニケーションが取れるんですよね。
ライバルでもあり、戦友でもある
中村:熱海研修が終わった後も、チームメンバーとの関係は続いたのですか?
薮井:続きました!というより、5年経った今でも続いていますね。配属された事業部やエリアはバラバラでしたが、現在も数か月に1回は集まる仲です。
青木:これから先もずっと続いていく関係だと確信しています。全員で一丸となってひとつのことに本気で取り組んだ経験は、想像していたよりも遥かに強い結びつきを生むんだなって思いました。
中村:実際に仕事をするうえで、「同期がいたから頑張れた!」という場面も多そうですね。
薮井:たくさんありました。1番は、自分にとって常に刺激をもらえる存在だったことですね。ただ仲が良いだけではなく、良い意味でライバル関係でもあるんです。僕は京都オフィス所属ですが、「大阪の同期はもっと成果を挙げてるな」ってチェックして自分を奮い立たせたり。
青木:たしかに。ライバルなんだけど、「戦友」みたいな感じでもあるよね。正直仕事って楽しいことだけじゃないけど、一緒に頑張ってる同期の存在そのものが支えで。上司には中々言えないような悩みもぶっちゃけられたり。
中村:同期の存在って貴重ですよね。キャラクターや価値観など、ディップに集まる仲間に共通する要素ってあるんでしょうか?
青木:キャラクターや価値観はバラバラだと思います。私と薮井も全然違うタイプですし(笑)。だけど、みんな根っこの部分が熱いんですよね。目標に向かって、妥協せず全力で取り組める。
薮井:同感!「やると決めたらトコトンやる」っていう空気感があるよね。それこそパフォーマンス大会もそうだし、日々の仕事に対しても。
大切なのは「自ら」行動し、熱くなること
中村:お二人のような切磋琢磨できる素敵な関係を築くために、大事にするべきポイントはありますか?これから社会に出る就活生の皆さんに向けてお話しください。
薮井:「自分から主体的に、まずやってみる」ことを大事にしてほしいです。仕事の成果はもちろん、お客様や社内の人との関わりも全部、自分で動いた結果が返ってくるものだと思います。人からの指示を待つのではなく、当事者として自ら動くことで、自然と周りに仲間が増えていくんじゃないかなって。
青木:私もそう思います!「自分から」というのがキーワードかもしれません。まず自分が熱くなることが、人の気持ちを動かす第一歩だと思うんですよね。営業にしろ人事にしろ、どんな仕事でも、人の気持ちを動かす力は重要です。その力は特別なスキルではなく、自分の中の熱量をどれだけ伝えられるか次第な気がしていて。だからこそ、「自分から」の視点は本当に大事だと思います。
中村:ありがとうございます!では最後に、せっかくなのでお互いへのメッセージを送り合いましょうか。
青木:今は営業と人事で部署が離れているけど、仕事で悩んだときにいつも相談に乗ってくれてありがとう!薮井と話すと、「もっとこうしたい」とかちょっとしたアイデアがいつも湧いてきて、とても助かっています。これからもよろしく!
薮井:ありがとう。恥ずかしいですね(笑)。青木への印象はいい意味で入社当時から変わっていなくて。周りへの気遣いとか、仕事への向き合い方とか、どこをとってもリスペクトしています。こちらこそこれからもよろしく!
中村:素敵なお話、ありがとうございました!