「失敗してもいいよ」リスクを恐れず進んでいける。それがディップのカルチャー。

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谷本 良平
商品開発本部 dip robotics Dev Robo課 ▼詳細

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片田 智美
商品開発本部 メディアプロデュース統括部  ▼詳細

今回は商品開発本部Dev Robo課の谷本良平さんにお話を伺いました。

中途で入ったからこそ気づいたディップ開発チームの魅力。当社3年目を迎える谷本さんが経験してきた、プロダクト作りにおける困難ややりがい。そして面接官として採用にも携わられている谷本さんに採用に向けての想いも打ち明けていただきました。

仲間とともに開発したい。それがディップを選んだ理由。

片田:本日はよろしくお願いいたします。簡単に今までのご経歴を教えてください。

谷本大学卒業後は新卒でSIerに入社しました。その企業では、プログラマ・サブリーダーを8年間、WebシステムやAndroidアプリの開発マネージャーを6年間、合わせて14年間開発に携わっていました。その後知人の勧めでディップに入社しました。入社当初はシステム開発本部でマネジメントをしており、現在はdip roboticsのDev Robo課に所属していて、営業の代理店が使用する申込作成システムの開発マネジメントをしています。

片田:中途で入社される際、ディップのどのような点に惹かれたのでしょうか?

谷本:まず当時働いていた会社を辞めた理由からお話しますね。その会社はSIerなので、お客様の会社のサービスを開発するのが仕事でした。また、普段一緒に仕事をするのは、自社の社員ではなく開発パートナー企業の方たちだったので、なかなか会社への帰属意識が持てず、個人事業主として働いているような感覚でした。それに比べて、ディップは自社プロダクトを開発できる事業会社であり、チームとしてサービスを開発していけるところに惹かれました。また、入社してすぐに自分のやりたいプロジェクトをやれる自由な風土があることを聞き、興味が湧きました。

片田:実際に入社してみていかがでしたか?

谷本:入社直後から大きなプロジェクトを任せてもらいました。オービック社の販売管理システムのバージョンアップで、40人月くらいの工数がかかるプロジェクトでした。メンバー集めからスケジュール決め、トラブルの対処など一通りの経験をしましたね。一般的に入社直後は小さなことから始めるイメージがあるじゃないですか。でもディップは面接時に言われていた通りいきなり大きなプロジェクトを任せてくれたのでやりがいがありました。あとは部長から「失敗してもいいよ」と言われたことも印象的でしたね。リスクを恐れるよりかは、スピード感を意識してどんどん進んでいってほしいという想いがあったんだと思います。

片田:ディップのそういう風土はありがたいですよね。その他にはこれまでどんなプロジェクトを経験されましたか?

谷本:さきほどの販売管理システムのバージョンアップと並行して、データ連携システムのバージョンアップもやりました。あとは人事管理システムと原稿登録システムの改修、顧客情報検索システムの新規開発などですね。

ディップのチームでならできる、新システムの大規模開発

片田:現在所属されているDev Robo課というのはどのようなチームなのでしょうか?

谷本:「Development」と「Robotics」を合わせて「Dev Robo」です。dip roboticsという部署が商品開発本部の中にあって、そこにPdM課とDev Robo課という2つのチームがあります。私が所属しているDev Robo課はdip roboticsのシステム開発部門のような位置付けです。元々は1つの部署だったのが企画と開発に分かれたような感じですね。了

片田:現在Dev Robo課で開発されている申込作成システムとは、どういったものなのでしょうか?

谷本簡単に言えば、申込ミスやチェックの手間を減らすために作られたシステムです。ディップの代理店の申込ミスを削減すると同時に、代理店を管理している部署の担当者のチェック漏れや手間を省きます。代理店さんとディップの社員両方が喜ぶシステムですね。今使っている申込システムもあるにはあるのですが、少し使いづらいところがあるシステムだったので、一から使いやすいシステムを作り直しているところです。

ディップの代理店は数百社あり、このシステムの利用者は1000人以上になります。今年の6月に開発がスタートし、次年度いっぱいは続く見込みです。

片田:Dev Robo課のチームの雰囲気はどんな感じですか?

谷本:雰囲気はゆるいというか、和気藹々としていますよ。九州や東北、北海道など地方からリモートで参画しているメンバーもいたりして、本当に自由な雰囲気です。チーム構成としてはマネージャーが私1人で、アーキテクトエンジニア、インフラエンジニア、iOSエンジニアがそれぞれ1人ずつ、プロジェクトマネージャーが2人で、パートナーさんが35人います。残業は社員だと月に20時間くらいですね。

「難しいのは正解を見つけ出すこと」開発の困難とやりがい

片田:谷本さんが仕事のやりがいを感じる時はどんな時ですか?

谷本:開発しているのが社内システムなので、実際に社員から「使いやすくなった」とか、「これまで時間がかかっていた作業がすぐできるようになって助かった」という声を聞くと嬉しいですね。

片田:では逆にプロジェクトを進めていて難しさを感じる時はありますか?

谷本:現場とマネジメント層、経営層でやりたいことが違ったりして、その中で正解を見つけ出さなければいけない難しさを感じます。難しいけど、それが一番やらなければいけないことなので、自分たちに責任が大きくあるなと感じています。失敗しながらでも着実に改善し進めていくのが部署の方針なので、何かつまづくことがあっても続けられています。

片田:これからディップでやっていきたいことはありますか?

谷本:まずはチームのメンバー構成を改善したいですね。先ほどお話しした通り、今は社員よりも圧倒的にパートナーさんが多い状態になっているので、社員とパートナーさんの比率が1対1になることが理想です。そしてパートナーさんへの依存を少しずつ減らし、社内に知見が貯まっていくようにしたいです。

片田:新しく入る方に任せたい仕事はありますか?

谷本:今はとにかくプロジェクトマネージャーが足りないので、プロジェクトの管理を優先的に任せたいですね。現在はマネジメントの一部をパートナーさんに任せている状況で、そこを社員が担うことで組織としての意識の統一を図りたいです。

片田:どんな人と一緒に働きたいですか?

谷本:自分のやりたいことが明確な人がいいですね。チームの仕事の進め方としても、この仕事はこの人に振る、というよりかは、その人のやりたいことに仕事を当てはめるみたいな感じで、個人の意思や意見を尊重しています。やりたいことを声に出していける人はぜひ!

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谷本 良平

商品開発本部 dip robotics Dev Robo課  2006年4月、SIerの会社に新卒入社。2019年12月にディップに転職してシステム開発部に配属。基幹システムのPMを行う。2020年11月に社内システム開発部門であるdip Roboticsに異動。社内システムのPMとエンジニアマネジメントを実施。

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片田 智美

商品開発本部 メディアプロデュース統括部  23卒内定者。商品開発本部採用チームとバイトル編集部でインターン中。学生時代は観光テック企業でインターンとして働き、UI/UX改善や集客コンサルに携わる。